こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国料理店で焼肉を注文すると、必ず登場する道具に『キッチンバサミ』があります。
長くスライスされた肉をそのまま鉄板の上に置き、焼き上げてからハサミで一口サイズに切り分けるのが、現地でのスタイル。
この便利な調理器具、韓国ではあらゆる料理で活用しています
例えば「チヂミ」の場合、包丁よりも美しく切り分けられます。
「麺類・チャプチェ」の場合は、麺などを食べやすい長さにできます。
「キムチ」は、まな板の上に置いてから切ると着色するので、家庭では数日間で食べきれる量をハサミで切って、食品保存容器で保存します。
韓国の食堂では株のままキムチが出てくることもしばしば。
お客さん自身で切るように、ハサミが常備されています。
その他にもエビやカニ、魚をさばくときにも使います。
小ネギやニラも、この方法が楽な場合もありますよ。
なかなか便利ですので、ご家庭でも試してみて下さい
では、本日のレシピです。
ハサミつながりで、『ワタリガニ鍋』をご紹介致します。
ワタリガニは、あらかじめ食べやすい大きさに切っている物を使った方が手軽に作れます。
ワタリガニを丸ごと使う場合は、キッチンバサミで、切り分けて下さいね。