こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国の麺料理と言うと、真っ先に思い浮かべるのは冷麺でしょうか?
実際は冷麺以外にも、麺類はバラエティに富んでおり、日本の「そうめん、そば、うどん」のような物があります。
韓国では、うどんのことを「カルグクス」と言います
カルは「包丁」、グクスは「麺」の意味で、ところてんのように押し出して作る冷麺とは違い、カルグクスは切り麺です。
カルグクスの歴史は古く、中国の唐時代に朝鮮に伝わり、普及したと言われています。
ただ、中国と違うところは、中国の麺は小麦粉だけを使用していたのですが、李氏朝鮮時代はそば粉を主原料に小麦粉を混ぜていました
現在は小麦粉のみとなっています。
麺の作り方は、小麦粉、塩、水をこねて細く切り分けます。
生地に卵を練り込む場合もあります。
スープは、煮干しや昆布で取っただし、または、牛肉や鶏肉で取った物を使用。
味付けはニンニク、薄口しょうゆ、塩が一般的です。
具は韓国かぼちゃ、きのこ、海鮮、スープに使った牛肉や鶏肉などが多いですね
また特徴的なのは、打った麺をスープにそのまま入れて煮込むこと。
小麦粉のお陰でとろみがつくため、アツアツが長く続きます
それでは、本日はちょっと目先を変えて「キムチうどん(キムチカルグクス)」のレシピをご紹介致します