こんにちは!
それが韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国では、幅広い年代に絶大な支持を受けている飲み物があります。
それは、バナナ牛乳
1974年に発売されて以来、1日に80万個売れているそうです。
牛乳は古くから飲用されていました。 高麗時代の歴史書である「高麗史」に、牛乳を薬用として献上していたという記録があります。
当時は宮中や特権階級の補養剤でした
そして、モンゴルとの往来が始まってからは、国の常設機関として牛乳所が存在していたそうです。
この制度は、朝鮮時代まで引き継がれました。
牛乳は別名「駝酪(たらく)」 。 王様が早朝に召し上がる食事で、牛乳を使った駝酪粥がのぼりました。
王様が体調を崩したときは特に、薬用的な役割も果たしていたそうです。
牛乳が一般に普及したのは、近年になり洋食が入ってからです
欧米人が食事と共に飲用することから、韓国でもそのスタイルが浸透しました。
そして、牛乳粥も同様に親しまれるようになりました。
牛乳をそのまま飲むのは苦手という方がいらっしゃいますが、料理に利用して牛乳の栄養がとれるといいですね。
それでは、本日のレシピはもちろん「牛乳粥」 。
老若男女問わず食べることができる優しい味わいです