こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
今年に入ってから厳しい寒さが続き、朝起きるのがつらいですね
我が家では、ホームベーカリーで朝にパンが焼き上がるようにセットしています。
すると、焼き上がりのアラームとパンの焼き上がるおいしそうな香りにつられ、起きることがそれほど苦ではなくなります。
食いしん坊一家ならではの工夫です
パンを手作りするようになると、小麦粉の種類や産地にこだわってみたり、酵母にこだわってみたり・・・試行錯誤してみたくなるのは職業病でしょうか(笑)
最近、スーパーのパンコーナーでは、原材料表示に「パン酵母」と書かれた物が増えたように思います。以前は「イースト」と書かれた物が主流だったように思うのですが・・・。
どのように違うのでしょう?
そこで今回は、『イーストと酵母』についてご紹介します。
イーストと酵母・・・
なんとなく、イーストは人工的な物で安全性が低いイメージ、かたや酵母は天然由来の物で安心安全なイメージがありませんか? 実は、イーストと酵母は全く同じ物なのです。
酵母の英語読みがイースト(Yeast)で、その中でもパンに適した物をパン酵母と呼んでいます。
イースト=酵母は主に糖蜜を栄養源にして培養された天然由来の物です。ここで、問題になってくるのが「イーストフード」の存在です。
イーストフードとは、上記のイーストとは全く別の物です。
イーストフードは、発酵時間を短縮し、製造の効率を上げるための食品添加物です。最近、パンの原材料表示に「イースト」ではなく「パン酵母」と記載される傾向があるのも、この「イーストフード」と「イースト」が同じ物だと誤解され、安全性が低いというイメージを与えてしまうことを懸念した物だと言われています。
さて、本日のレシピをご紹介します。
『ホウレンソウのパンキッシュ』
薄切りの食パンを皮にし、ホウレンソウやピザ用チーズを入れてこんがり焼いた手軽で温かい一品です。
ぜひお試しを