こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
毎年、新しく流行の食材や調味料が登場しますが、今年は『塩レモン
』 が流行の兆しをみせています。
そこで今回は、塩レモンについてご紹介します。
『塩レモン』とは、レモンを塩漬けにして発酵させた物で、モロッコではなじみのある定番調味料です。
主張しすぎない、丸みのある爽やかな酸味と塩気が特徴で、野菜やお肉と相性が良く「魔法の調味料」とも称されています。
材料はレモンと塩ですが、レモンは皮ごと使うため国産の無農薬栽培の物がおすすめです。
国産レモンの旬は冬ですが、広島などハウスレモン栽培が盛んな産地の物は、1年を通して手に入れることができます。
塩は、塩化ナトリウムが主原料の「食塩」ではなくミネラルが豊富な「並塩(粗塩)」を使いましょう。作り方のコツは、常にレモンがレモンの水分、もしくは塩に覆われている状態を保つことです。
煮沸消毒した保存ビンに、レモンと塩を入れてなじませたら、2日ごとにビンを上下に振って塩とレモンをよくなじませましょう。
2週間を超える頃から、なんとなくレモンがトロッとした感じに変わってきます。
3ヵ月程度保存可能ですが、気温が高い季節は冷蔵庫で保存しましょう。
今回私は、レモンを全部7mm厚さにスライスして仕込んでみました。こうすることで塩が少なめで済みますし、食べ頃になるのも早いかな〜と思ったからです
皆さんも、基本の作り方を参考に我が家オリジナルの『塩レモン』を作ってみて下さいね
さて、今回のレシピは『鶏肉と塩レモンの冷製パスタ』をご紹介します。
蒸し暑い季節においしい爽やかな冷製パスタです ぜひお試し下さい