こんにちは、料理家の野上優佳子です。
いよいよサッカーの世界大会の予選が始まり、胸が高鳴りますね!
今回の開催地はブラジルですね 。
ブラジルと言えば、シュラスコ!
今から20年程前、 私が大学生の頃にシュラスコブームがありました〜。
串刺しのジューシーなお肉やパイナップルをその場でそぎ切りしてサーブしてくれる食べ放題スタイルは、エンターテインメント要素もあってレストランは連日大混雑でした。
肉バルや熟成肉などここ数年の肉ブームとの相性も良さもあってか、六本木などに新規店舗がオープンしたり、世界の朝ご飯をテーマにした人気カフェがブラジルにフィーチャーしたりと、最近またブラジル料理のブーム再燃 といった雰囲気が漂っています。
ブラジルは、原住民のインディオに加え、ポルトガルの植民地支配の流れを汲むラテン系民族、労働力として連行されたアフリカ系民族、フランスやスペイン、オランダの侵攻、国家政策によるイタリア人や日本人移民受け入れなど、様々な歴史背景から世界有数の多民族国家と言われています。
また、南米大陸の約半分を占める広大な土地に広がる中南米最大の国。
赤道が走り、大西洋にも面し、アマゾン川を配す一方で、ブラジル高原には山地や渓谷さらには山脈が連なる。自然と文化のどちらをとっても、その多様性を感じることができます。
肉 のイメージが強いブラジルですが、野菜料理の豊富さや
川魚 が主菜の地域もあり、食生活にはそれが反映されていて本当にバラエティ豊かな食文化を持つ国なのです。
私たちが知っているブラジルは、きっとほんのわずか。
ブーム再燃できっと新たなブラジル料理に出会えることでしょう。ワクワクしますね!
さて今回はブラジルの代表的な煮込み料理「フェイジョアーダ」をご紹介します。
肉や豆をよく煮込み、ごはんなどと一緒に頂きます。日本人の口にも合う一品です、ぜひお試し下さいね。