こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
お盆が過ぎると少しずつ夏が終わっていく気配を感じ・・・
この時期は毎年少しさみしくなります。
とは言え、近年は9月頃まで猛暑日が続くのでさみしさを感じつつも、
早く涼しくなって欲しい!と思ったりもしますが
さて、本日のブログは、夏から秋にかけて旬を迎える『ナス』についてご紹介します。
『ナス』は実の約95%が水分です。
それほど栄養価の高い野菜ではありませんが、ビタミンC・カリウム・食物繊維が比較的多く含まれています。
ナスの皮の紫色はナスニンという色素で、コレステロールを下げて動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。また、身体を冷やす作用が強いので、真夏の火照った体を効率よく冷やしてくれますが、食べ過ぎは禁物 です。
『ナス』と一言で言っても、最近はたくさんの種類がスーパーに並んでいますよね。
実は、種類によっておいしく食べることのできるおすすめの料理法があります。「漬物」には、水分が多く皮が薄い水ナスや小ナスを。
「焼きナス」や「蒸しナス」には長ナスを。
「炒め物」や「揚げ物」などには米ナスを。
「田楽」や「しぎ焼き」には、賀茂ナスのような丸い形の物が適しています。
ナスは高温の地域で育つ野菜なので、温度が低すぎると組織が壊れて傷みやすくなってしまいます。真夏は乾燥しないようにビニール袋に入れて野菜室に入れ、気温の低い季節は室温で保存しましょう。
ナスは、古くなってくるとタネが黒ずんできます。タネが黒ずんで大きくなっている物は鮮度が落ちています。食べられないことはありませんが、歯触りが悪くなります。
ナスを選ぶときは、ヘタにトゲがあり、皮にツヤがあって実に張りがある物を選びましょう。
さて、本日は 『ナスのオイル漬けカナッペ』をご紹介します。
旬の時期にはナスが安く手に入りますが、使い切れずに古くなってしまうことも・・・塩もみしてオイル漬けにしておけば、パスタやカナッペ、おつまみとしても楽しめ、長期保存できます。ぜひお試し下さいね