こんにちは!
韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国旅行中は必ず書店に立ち寄り、レシピ本などをチェックします。
最近の流行のレシピ傾向はと言うと、 「お弁当」をテーマにした物が増えた印象を持ちます
お弁当文化は、日本が進んでいると思います。
韓国の方は冷めたご飯を嫌う傾向があり、また、安価でおいしい食堂が多く、一皿の共有を良しとする民族性も理由に挙げられます。
しかし、冷めてもおいしい「のり巻き」だけは、受け入れられていました。よって、遠足のお弁当はのり巻きが定番なんですね。
とは言え、韓国ではウェルビーイング(ロハス)の浸透により、健康に気を使うようになったので、自分で食事の管理ができるお弁当を持参して、会社で食べる方も出てきたようです。
この話を聞いたとき、韓国の食も多様化してきたなと思いました。
日本で流行っているキャラ弁は韓国でもたちまち評判となり、真似する方も徐々に増えているそうです。
さらには高級スーパーに行くと、ご飯とおかずがセットになったお弁当が販売されています。
また、コンビニで販売されているおにぎりは、日本から伝わった物。具は、韓国らしくキムチやプルコギ入りです
駅弁も以前に比べたら、バツグンにおいしくなりました
ご飯とおかずが別になっているので、ご飯を電子レンジで温めてくれるのがポイント。
おかずは、肉、キムチ、野菜などバラエティに富んでいます。
ここ数年、ソウルから地方に行く機会が増えたので、高速鉄道でお弁当を注文。ボリューミーなのにホカホカご飯のお陰で、毎回完食してしまいます。
韓国では今、和食がブームです。
相互の良い点を受け入れながら、独自の食文化を形成し、さらに広がってくれたらなと思います。
さて、本日のレシピは「豆腐チヂミ」です。冷めてもおいしく頂けます