あけましておめでとうございます
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今年は今日(5日)が仕事始めとなり、少し短いお正月休みだったなぁという方も多いかもしれませんが、皆様有意義な時間を過ごされたでしょうか?
お正月疲れがでないように、生活リズムも胃腸の調子も整えていきましょう
さて、人日の節句である1月7日の朝には、七草粥を食べる習慣がありますね。
七草粥は、邪気を払い万病を防ぐという伝説と、お正月明けの疲れた胃腸をいたわり、冬に不足しがちなビタミン類を七草から摂ると言う意味が込められています。
最近は、「七草セット」や「七草パック」などの名称で、あらかじめ七草がセットされているものをスーパーなどで買うことができますね。この七種とは、春の七草のことで、『せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ』の七種類の植物のことを言います。
どの植物も耳慣れない名前かもしれませんが、実は「すずな」はカブ、「すずしろ」はダイコンのことなんです。 『ダイコン』『カブ』には、共にビタミンCが豊富に含まれており、でんぷん消化酵素のアミラーゼが豊富に含まれています。アミラーゼは、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸焼けの不快感を取り、整腸作用や二日酔いの予防効果が期待できます。
お正月明けに七草粥を食べる習慣は、栄養学的にもとても理にかなった風習ですね
ちなみに、夏の七草、秋の七草というものもありますが、こちらは食用ではなく観賞用の野草が中心になっています。
今回は、「すずしろ」ことダイコンを使ったヘルシーな『ダイコンのキーマカレー』をご紹介します。
「おせちに飽きたらカレーもね 」みたいなキャッチコピーがありますが、ちょっとひとひねりしてダイコンを使ったキーマカレーはいかがでしょうか!ぜひお試し下さいね!