こんにちは!料理研家のひろろこと竹内ひろみです。
先日、「野菜をもっと食卓に」をテーマに武蔵野市で食育講座を開催しました。
その中で「子供って、自分で料理をした物はけっこう食べてくれるものですよ」とお話したところ、「実際に何を手伝わせてあげたら良いのでしょうか?」「キッズができるキッチン仕事って何ですか?」とキッズクッキングについてのご質問が多数ありました
そこで本日のブログは、我が家でも実践中のキッズクッキングについてお伝え致します。
一度に全部伝えきれないので、今月&来月と2回に分けてお伝え致しますね
まずはキッズクッキング開始の時期です。
子供の成長はそれぞれ。
我が家では、キッズクッキングのスタート時期は年齢や月齢で決めるのではなく、立ってしっかりと歩けるようになったらと思っています。
椅子や台などに乗っていても危なくないと判断できたら、年齢に関係なくスタートしてOKです。
そして子供の様子をよく見て、次第にできることをステップアップさせていくのがベストですよ
それでは、具体的にどんなキッチン仕事から始めたら良いかについて。一番最初は水まわりのお仕事がおすすめです。
ボウルにミニトマトを入れて洗う、レタスを洗うなど、野菜を洗うことをしてもらうのが良いでしょう。
流し台が大人サイズで高いので、台に立っていても危なくないと判断できたら開始OK。
こちらは比較的小さな子供でもできますよ
子供は水遊びが大好きなので、水遊び(冬だったらぬるま湯でOK)の延長ですね。注:袖をまくってからお仕事をすることを伝えてあげましょう。
洋服が濡れてびちょびちょになってしまうと子供のやる気はダウンしがちです
1〜2回ぐらい教えてあげるor濡れる経験をすると、子供は自分で袖をまくってから水仕事をするようになりますよ次に、キッチン台の上での仕事です。
こちらはいろいろな作業があるのですが、まずは手だけを使ってできるお仕事からスタートします
トマトのヘタを取る、レタスをちぎる、白玉だんごを丸めるなどなどです。
少し細かな作業となりますので、つまむ、取る、ひねるなどが上手にできるようになったらが良いですね手でするお仕事が上手にできるようになったら、次はモノ(キッチンツール)を使ってのお仕事です。
割った卵を菜箸でかきまぜる、粉類を泡立て器で混ぜる、麺棒でクッキー生地を伸ばすなどなど……。
危なくない物を使ったお仕事をしてもらうのが良いでしょう。
道具を使って砂遊びをする、歯磨きが自分でできるなど、道具を使った動作が上手にできるようになったらが良いでしょう
サラダなどの盛り付けをやってもらうのもおすすめですよ
さらにもっとできることが増えてきたら包丁を使って食材を切ってみる。
コンロで火を使ってみる。
と、徐々にステップアップしていくのがベストです
最終目標を、『自分で切った野菜で、炒め物や茹で物などの火を使ったお料理を作る』としても良いかと&
は危険を伴うお手伝いとなります。
包丁は子供の手のサイズやスキルに合った物を用意すること、コンロを使わせるときには子供の目線に合わせた台を用意し鍋と手の距離を見てあげましょう。
次週はケガを防いで楽しくお料理できるポイントを、しっかりお伝え致します
子供にケガをさせないためには親の準備も重要ですので、ぜひ来月もご覧下さいね!