こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
健康のために毎日摂取したい食品に、大豆が挙げられます。
日本では豆腐、納豆、豆乳の加工食品や、みそ、しょうゆなどの調味料が一般的ですよね。
また料理で大豆を使う場合は、煮豆にすることが多いかと思います。
お隣の韓国にも、大豆の加工食品や料理が豊富にあります。
日本とはみそやしょうゆの作り方が違い、韓国では大豆を発酵させたみそ玉を使うため、煮立ててもみその香りが残るのが特徴です。
納豆に似たチョングッチャンは、みそのように使ってスープで楽しみます
また、韓国には以下のような、大豆を使った料理もあります。豆乳麺(コングクス)
以前にこちらで豆乳麺(コングクス)の簡単に作れるレシピを以前ご紹介しました。
韓国では夏になるとよく食べられている麺です。
本来の作り方は、茹でた大豆を茹で汁とともにミキサーにかけてから漉し、塩で味を調えてスープにして茹でた素麺と合わせるといったものですが、ご紹介したレシピは豆乳を使った簡単レシピです。
お好みで途中からキムチを入れると、2つの味が楽しめるのでオススメなのです
豆乳麺(コングクス) http://www.nasluck-kitchen.jp/recipe/index.asp?menu_id=002799黒豆ご飯
韓国では白米だけのご飯は少なく、雑穀や野菜、豆などと一緒に炊き込むことが多いです。黒豆もそのひとつです。
韓国で古くから信じられている陰陽五行説によると、黒いものは腎臓に良く、老化防止に働きかけると言われています大豆チヂミ
水に一晩浸けておいた大豆をミキサーにかけ、小麦粉と合わせて生地を作り、この中に肉、もやし、キムチなどの具を混ぜて焼き上げたものです。
屋台グルメとして緑豆チヂミがよく食べられていますが、大豆でも作ります
その他には、日本と同様に常備菜として煮豆もあります。
この数年で、豆乳鍋が日本で定番になってきましたね。
個人的には豆乳麺も広まって欲しいなと思っています
豆乳を使うので栄養価が高く、それでいて冷たくてさらりと食べられるので、夏にピッタリな食べ方なのです
豆乳に慣れ親しんだ日本人の舌にも、きっと合うはず
さて、本日のレシピは、おからチゲです。
本来は大豆をミキサーにかけてチゲにするのですが、おからを使った手軽なレシピです。
おからたっぷりなので、スープというよりは、お粥に近い感覚で味わえるチゲとなっています。
食欲のないときに召し上がるのも良いですよ