こんにちは
料理家のひろろこと竹内ひろみです。
パセリやバジルなどのハーブ類ですが、お料理の味にちょっとしたアクセントを添えたり、飾りに使ったりとあると重宝する食材ですよね
我が家の庭にも、所せましといくつかのハーブが植わっています
日本でもずいぶんと馴染みが出てきたハーブ類ですが、その効能の高さから古くより薬草として重宝されていました。
ハーブと言うと、香辛料や生薬など口にするもののイメージが強い方もいるかと思いますが、芳香性もハーブの効用のひとつです。
香りの成分はそれぞれのハーブによって異なり、鎮静作用や食欲増進作用、抗菌作用、消臭作用などカラダに嬉しい作用がたくさんつまっています
ハーブティは香り成分を楽しめるハーブの使い方で、例えばこの時期におすすめなのがミント。
ミントにはメントールという鎮静効果が期待できる成分が含まれているため、疲れているときにミントのハーブティを飲むとリラックスして気分がすっきりします。
またスッとする独特の清涼感で涼しさを感じられたり、食欲不振の改善も期待できるとも言われたりしています
ハーブを上手にお料理に取り入れるコツは、ドライ(乾燥)とフレッシュ(生)を使い分けることです。
タイムのように加熱しても風味が落ちないものは加熱し、バジルのように生のほうが香り成分がたつものはサラダにするなど、ハーブの特長を活かしてお料理に活用すると良いでしょう。
ちなみに、肉の臭み消しに適しているセージは、ソーセージの語源にもなっているぐらいお肉との相性の良いハーブですよ
ハーブですが、一度に使いきれないことってありますよね
お庭から採ってくる場合は多少量が調節できますが、購入した場合なかなかそうはいきません
そんなとき、例えばお料理の飾りとして使うことが多いパセリならば、余ってしまったときはそのままポリ袋に入れて冷凍しましょう
使うときにそのままもみほぐせばパラパラになり、簡単にパセリのみじん切りができるので便利です。
また、バジルはナッツ類とオリーブ油を合わせてペーストにしておき、調味料としてストックしておくととっても便利
たくさん作ったときは小分けにして冷凍しておけば、使いたいときに使えるので良いですね。
ハーブをポットに入れ、お湯を注いで作るハーブティもおすすめです
いくつかのハーブを組み合わせてもおいしいですよ。
家のベランダなどでも栽培できるハーブ。
ちょっと使いたいときに便利なのが家庭菜園です。
ベランダやバルコニーで栽培するだけではなく、小さなポットに植えればキッチンやリビングでも栽培できるのでおすすめです
ただ、地下茎で増えるペパーミントは他のものと一緒に植えないほうが良いようです
また地植えをしてしまうと、生命力が強すぎて増えすぎてしまうものもありますので、よく調べてから植え方を決めると良いでしょう。
それでは今回は「じゃがいものナッツジェノベーゼ和え」をご紹介します。
ナッツジェノベーゼペーストはパスタやピザ以外にも、野菜や肉との相性も良いペーストです。
余った分は冷蔵庫で保存できますので、ぜひトライしてみて下さいね