こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。4月は新しい門出の季節
新年度から、新しい学校や職場に変わった方も多くいることでしょう。
環境が大きく変わるこの時期こそ、しっかりと栄養や休息を取って体調管理に気を付けたいですね。
前回のブログでは、ひとり暮らしの冷蔵庫の必需品「卵」についてご紹介しました。
(前回ブログ:http://www.nasluck-kitchen.jp/blog/index.asp?entry_id=810)
今回は第2弾!いろいろ使えて便利な「マヨネーズ」の豆知識と利用法についてご紹介します。マヨネーズとは、油・酢・卵を主原料にした半固形状のドレッシングのことを指します。
マヨネーズには、大きく分けて卵を卵黄のみ使用した「卵黄型」と、全卵を使用した「全卵型」の2種類があり、日本では「卵黄型」のマヨネーズが主流です。
上記の画像では見分けづらいですが、手前のマヨネーズが「卵黄型」奥のマヨネーズが「全卵型」です。
卵黄型は黄色みが強く、それに対して全卵型は白っぽい色をしているのが特徴と言えます。
どちらも製法にそれ程の違いはなく、栄養成分のおよそ70%が脂肪分なので、大さじ1杯で約100キロカロリーと非常に高カロリーです
1日に大さじ1杯以上のマヨネーズを摂ることは避けましょう
何にでもマヨネーズをかけるのがお好きな方は、特に摂取量に注意して下さいね
皆さんは、マヨネーズをどんな料理に使っていますか?
ドレッシングとしてサラダにかけたり、パンに塗ったりと、「そのまま」食べることが多いのではないかと思われます
しかし、料理の中に取り入れると、思わぬ効果を得られることがあるのをご存知でしょうか
例えば、卵焼きを作るとき、卵2個に対して小さじ1杯程度のマヨネーズを加えて焼くと、酢の働きできれいな黄色に仕上がり、油の働きでしっとりとして冷めてもおいしい卵焼きができます
また、焦げ付きにくくなる効果もあり、我が家では子どもたちが厚焼き玉子の練習をするときには、必ず加えるようにしています。
他には、ハンバーグを作るときに、ひき肉の量に対して5%程のマヨネーズを混ぜ込むとふんわりジューシーに仕上がりますし、チャーハンを作るときには、油の代わりにマヨネーズを使うとご飯がぱらぱらになります。
これらは、マヨネーズの中の「乳化した植物油」がうまく作用するためです。
また、お料理初心者さんやひとり暮らしの皆さんにおすすめしたい利用法が、マヨネーズを油の代わりに使ってお肉や魚介類、野菜などをソテーする方法です。
マヨネーズを「油が入っている調味料」のひとつとして利用すると、お料理ビギナーさんには難しい味付けが簡単になり、ひとり暮らしの方には調味料をたくさん揃える手間が省けます。
マヨネーズのような便利な調味料を利用すれば、手軽においしい炒め物を作ることができますので、難しく考えず、気軽に自炊を始めてみて下さいね
さて今回は、マヨネーズで鶏肉をソテーする「鶏むね肉のマヨポンソテー」をご紹介します。
鶏むね肉が、外はカリッと中はしっとりおいしく仕上がり、ポン酢のさっぱり味でご飯がすすむ一品です。
ぜひお試しを