料理家の先生がつづるお料理ブログ

料理家の先生が、レシピや料理の情報について、ブログを連載!毎週更新していきます。
レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」

ナスラックKitchenの「料理ブログ」で日々のお料理を楽しく!
「料理ブログ」では、料理の専門家による料理に関する豆知識や季節の食材などをご紹介しております。
また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

初夏になると、韓国のスーパーや市場には黄色いマクワウリが並びます。
マクワウリは韓国語で「チャメ」と言い、夏によく食べられる国民的なフルーツです。

マクワウリは、日本でも古くから食べられており、2世紀頃から現在の岐阜の辺りで栽培されていたことが確認されています。
しかし、近年マクワウリよりも甘いメロンが手頃な価格で食べられるようになり、マクワウリの生産量は少なくなりました

一方の韓国では、みずみずしい果肉やサクサクとした食感、適度な甘さが韓国人の嗜好に合うようで、今もなお市場に多く出回っています

マクワウリの特産地は、韓国南東部に位置する慶尚北道(キョンサンプクド)の星州(ソンジュ)で、韓国内の生産量の7割が星州産です

星州がマクワウリの生産に適しているのは、洛東江(ナクトンガン)という川のお陰で肥沃な大地が広がっており、周囲を山に囲まれた災害の少ない環境だからです。

 


マクワウリは、おいしいだけでなく健康にも良い成分を含んでおり、薬膳的に見ると、性質は「寒性」。
体の中の熱や暑さを取り除く作用があるので、暑くて食欲が落ちる夏バテのときにおすすめです。
また水分が多いので、喉の渇きを抑えてくれます。

続いて栄養的に見ると、成分のほとんどは水分ですが、抗酸化作用のあるビタミンCと、整腸作用のある食物繊維を豊富に含んでいます。

先に記した通り体を冷やす効果があるので、冷え性の方はたくさん食べるのは控えた方が良いでしょう


さて、韓国でのマクワウリの食べ方はというと、食べやすいサイズに切ってそのまま食べるのが一般的ですが、皮はむくものの、種は取り除かずに食べる方もいるようですbroken heart

マクワウリの種は品種が似ているメロンなどより小さく、口の中に残りません。
私も、種ありのまま食べたことがありますが、思った程気にならなかったので、興味のある方は試してみて下さいね


近年では韓国から日本へマクワウリ(チャメ)の輸出量を増やそうと「韓国産ゴールデンメロン」という名を付けて売り出しています。
日本のゆるキャラブームを受けてか、PRにおちゃめなフルーツ「おチャメちゃん」というキャラクターを作る程、力を入れているようですyes

韓国系のスーパーでは当たり前のように見かけますが、これから日本のスーパーでも、パプリカやキウイ同様、「韓国産マクワウリ(チャメ)」が買えるようになるかも知れませんね


それでは本日のレシピ、「マクワウリのピリ辛和え(チェメムチム)」をご紹介します。
フルーツの甘さと唐辛子の辛さの組み合わせが、意外にマッチします
サラダ感覚で頂けますので、お試し下さい

 



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でマクワウリのピリ辛和え(チェメムチム)のレシピをチェック!

本田 朋美先生

前へ 料理ブログトップへ戻る 次へ

このページのトップへ

関連施設検索

  • クックドア
  • マーケットピア スーパー
  • 食料品会社検索
  • 製菓衛生士 専門学校検索
  • 調理師 専門学校検索
  • 栄養士 専門学校検索

関連ブログ

  • グルコック
  • グッドショッピング お買物サポートブログ
  • お買物ブログ

お役立ちコンテンツ

  • ナスラックKitchen
  • 動画でレシピチェック
  • 料理de英会話レッスン

グループサイト

  • 東建コーポレーション株式会社
  • ナスラック
  • ハートマークショップ
ナスラックKitchenの「料理家の先生がつづる料理ブログ」は、料理家の先生が料理(レシピ)キッチンに関するお役立ち情報をつづるブログです。
旬の食材を活かしたレシピや、食材の活用法、料理でのおもてなし作法など、料理に関する情報を発信しています。料理家の先生方の個性が織りなす多彩なブログをお楽しみ下さい。
料理好きな方だけでなく、これから料理を頑張りたい方も、ぜひ「料理家の先生がつづる料理ブログ」をご愛読下さい。