こんにちは料理家のひろろこと竹内ひろみです。
暑い夏場のキッチンは、お掃除を少ししないだけでイヤな臭いがしたり、小バエが飛んだり
と快適な空間でなくなることってありませんか?
毎日の食事を作る大切な場所ですから、できるだけきれいに保ちたい場所なのに……とお悩みの方もいるかもしれません。
そこで本日は、ちょっとした一手間で、「キッチンを快適に保つコツ」などを伝授します
夏場は温度が高いため、雑菌の繁殖が活発になり、腐敗が早くなる時期です。
中でもキッチンは雑菌が繁殖しやすい野菜くずや、食べ残し、水あかなどが多い場所のため、夏の高温多湿の状態にそれらが置かれると、腐敗が早くなり強烈な悪臭を放ちます。
これが夏場のキッチンから臭う、嫌な臭いの主な原因です。
腐敗には水と温度、菌の繁殖が関係しているため、下記の3点に注意することで夏場のキッチンでも快適な空間のままでいられます
その3点が↓こちら↓水分を残さないこと
暖かい場所に放置しないこと
除菌をしっかりすること
ぜひ、この3点を押さえて下さい
では実際には、どんな対策をしていけば良いかをお伝えしましょう
まず、キッチンで一番の臭いの原因となる物と言えば、……生ごみですよね
調理の際に出た生ごみを、シンクに備え付けの生ごみ入れに入れておくことが多いかと思いますが、ここから臭うケースが多いです。
シンクの生ごみはできるだけこまめに捨て、入れっぱなしにしない習慣を付けると良いでしょう。
また捨てるときには、しっかりと水気を切ってから、ビニール袋などに入れ密閉してごみ箱に捨てるとさらに臭いにくくなります
使ったあとの三角コーナーやごみ入れも、そのつどしっかりと洗いましょう
台所用洗剤を付けてから、網目や溝の部分を使い古しのブラシなどを使って汚れを洗い落とします。
最後に除菌スプレーをかけておくと、菌の繁殖が抑えられるので、きれいな状態を保てますよ
キッチンで使うごみ入れは三角コーナーではなく、新聞紙や広告の紙で作った入れ物を用意しておいても良いです。
野菜くずなどをそこに入れ、お料理が終わったらそのまま丸めてビニール袋に入れて捨てればOKなので、三角コーナーを洗う手間が省けます。
しかし残念なことに、上記のように生ごみをきちんと処理していても、水あかなどでシンクや排水口から臭ってくることがあります
そこで、おすすめなのがクエン酸
クエン酸は梅干しやお酢、レモンなどに含まれるスッパイ成分のことで、疲労回復効果があるため、健康面から夏場にうれしい食材として知られていますよね。
しかしクエン酸はアルカリ性の汚れ(水あか、石鹸カスや魚の生くさい臭い、水あか、尿など)に効果がある他、悪臭の中和、消臭、防カビ、除菌にも効果があるのです
もともとは食べても害がない物のため、食品を扱うキッチンのお掃除にピッタリなことも、おすすめするポイント。
液体で市販されている物もありますが、クエン酸水はとても簡単に作れますので、自作してはいかがでしょう
水1カップに対して小さじ1のクエン酸(粉末)を入れてよく溶かし、スプレーボトルに入れれば、広範囲に使えて便利ですよ。
ただし、クエン酸や食酢は、塩素系洗剤を併せて使用すると有毒ガスが発生することがありますので、絶対に一緒に使用しないで下さい。
すっきりとしたキッチンで1日のスタートを切るために、前日のキッチン仕事の最後にシンクの水気をきれいに拭き取り、除菌スプレー(アルコールやクエン酸など)をかけて、雑菌が増えにくい環境を整えてみてはいかがでしょう
夏のキッチン仕事が、ぐっと快適になること間違いなしですよ。
さて、今回は夏にぴったりな和スイーツ、「クラッシュ黒糖寒とミルクのゼリー」をご紹介します。
暑い日に冷蔵庫でキンキンに冷やして食べるゼリーは、また格別。
年齢を問わずおいしく頂けるスイーツですので、お盆や夏休みで大勢が集まるときにもおすすめのデザートです♪
ぜひお試し下さい。