こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
リンゴ、梨、柿など秋に実る果物がおいしい時季となりました
果物はそれぞれに含んでいる栄養素が違いますが、ビタミンCの含有力が多いことは共通しています。
ビタミンCは、風邪の予防に効果があることは皆さんもご存知かと。
つまり果物は、季節の変わり目で風邪を引きやすいこの時期に、ぴったりの食材です
果物はそのまま食べてもおいしいですが、物によっては甘味が足りなかったり、熟しすぎて味が落ちていたりすることがありませんか?
そんなときは、少々手を加えることでおいしさがアップしますよ
甘味が少ない果物をおいしくする方法のひとつが「焼く」ことです。
例えばみかんを、皮付きのまま少し焦げるまで焼くと、ほんのり甘さがアップします
焼きリンゴのようにオーブンで焼いたり、ソテーリンゴのようにフライパンでバターと一緒に焼いたりすると、酸味に程良い甘さが加わりおいしいです
食べ頃を過ぎたリンゴは、スライスして紅茶に入れると風味豊かなアップルティーになりますし、熟しすぎた西洋梨は、ピューレ状にしてビーフシチューなどの肉の煮込み料理に加えると、味がまろやかになります
もちろん、砂糖を加えて煮詰め、ジャムに加工するのも良いですね
また、甘味の少ない果物は料理に入れるのにも向いています
先日、友人からたくさん柿をもらったのですが、甘味が少なく料理に向いている柿だったので、日々のごはんに取り入れてみました。
柿を白和えにしたり、千切りにしたダイコンと合わせて和風サラダにしたりと、シャキシャキとした歯ごたえでとてもおいしかったです
果物は状態によって、熱を加えたり、料理に利用したりといろいろアレンジすると、よりおいしく頂けますよ
皆さんも、果物をそのまま食べるだけでなく、活用してみてはいかがでしょう?
案外簡単にできるので、おすすめです
それでは今回は、上記でも話題にした「柿の白和え」をご紹介します。
フードプロセッサーにかけた豆腐のなめらかな口当たりと、シャキシャキとした柿の食感がよく合います。
和えるだけの簡単レシピなので、なにかもう一品追加したいときにも◎
ぜひお試し下さい