こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
皆さんの朝食は、和食と洋食どちらが多いですか?
我が家では、平日はご飯にお味噌汁の和食
が多く、休日はのんびり起床して、ブランチのような洋食にすることが多いです。
洋食の朝ごはんのときは、パンが主食となることがほとんどです。
バターがじんわりしみ込んだトーストや、とろーり溶けたチーズがあとを引くチーズトースト、ほんのり甘いジャムトーストなどなど。
特にシンプルな食パンは、色々とアレンジが利く主食なので、ちょっとした工夫で料理の幅や味のバリエーションが広がります
私は、自宅でパンを手作りすることも多いのですが、やはり一番よく作るのは食パンです
焼きたての食パンはほんのり甘く、何も付けずにそのまま食べてもおいしいですよね
ふわふわもちもちとした食感や、小麦の香りがたまりません。
また、焼いてから少し時間が経ったパンでも、ひと手間加えるだけでおいしさが復活しますよ
おすすめの方法はパンを温めること。
電子レンジで温めるのも良いですが、トースターで焼くと香ばしさが増します。
スライスした食パンの表面にバターやオリーブオイルを塗ってから焼くと、焼き上がったときにじわーっと油分がパンにしみ込んでおいしいです。
バターは有塩の物を使えば、トーストにもほんのり塩味が付きます。
オリーブオイルを塗るときは、焼き塩やハーブソルトなどを適量振っておくと、塩味が付いてよりおいしくなりますよ
トーストの焼き加減はお好みがあるかと思いますが、野菜や卵サラダ、ハムなど具を挟んで食べる場合は、程良いきつね色でふわっとした食感が残っているのがベスト。
カリッとするまで焼いた場合は、そのまま頂いたり、ジャムやハチミツを付けたりした、シンプルな食べ方がおすすめです
サンドイッチを作るときなどに残ってしまった食パンの耳は、クルトンにして保存しておくと、サラダやスープのトッピングに使えるので便利です。
クルトンを作るには、フライパンでバターと一緒に焼く方法、そのまま揚げる方法もありますが、一押しはオーブンでグリルする方法。
オーブンシートを敷いた天板に角切りにしたパンの耳を載せ、ちぎったバターを置いて180℃で10分程度、焼き色が付くまで焼きましょう。
カリッとしておいしいクルトンが簡単に作れます
パンをすぐに食べきれない場合は、冷凍保存すると良いでしょう。
食パンは、カットせずに冷凍しても良いのですが、適当な大きさにスライスしておけば、食べたい分だけ解凍ができるので便利です。
一斤そのままを冷凍した場合は、常温で解凍します。
スライスした冷凍食パンは、解凍せずに凍ったままトースターに入れてOKです
そのときに、表面にさっと水を霧吹きしておくと乾燥防止になります
ロールパンなどの厚みのあるパンは、凍ったままアルミホイルに包んでトースターに入れましょう。
中まで温まったら、アルミホイルを外し、再び加熱します。
表面に焼き色が付いたら食べ頃です
パンに関する豆知識をお伝えしましたが、いかがでしょうか。
お家でパンを作るのは難しいという方も、工夫次第で焼きたてに近いパンを味わえますよ。
試してみて下さいね
それでは今回は、「グリルオープンサンド」をご紹介します。
エビのすり身をバケットに載せて焼いた、おしゃれなお惣菜パンです。
パンを焼くときのひと工夫「オリーブオイルを塗る」のを忘れずに作ってみて下さい
お客様が多い年末、おもてなしにピッタリですよ