こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国の方は流行に敏感で、話題になるとたくさんの人が一気に飛び付き、冷めるのも早く、あっと言う間に流行が終わってしまいます
早いサイクルで流行が入れ替わることの多い中、昨年沸いた抹茶ブームは、今年もまだ続いています。
韓国語で抹茶は「マルチャ」と言い、別名の「カルチャ」と言うと、「粉茶」という意味になります。
抹茶の原料である緑茶
を飲む文化は、日本と韓国双方に存在します。
両国ともに中国から伝来し、自国の土地に茶の種を植えて栽培が始まりました
とても珍重され、当初は貴族階級しか口にできなかったことも共通しています。
日本は茶葉の栽培に環境が適していたため、喫茶文化が広がります。
戦国時代に千利休によって茶道が創始され、豪商や武士の間で茶会が開催。
明治時代になって、武士の末裔たちが茶園を手放したことで、農民が茶園を受け継ぎ、庶民でも良質なお茶が飲めるようになりました
一方の韓国は、約600年前の高麗時代まで僧侶や貴族を中心に緑茶文化が発達しましたが、朝鮮時代に入ると仏教に代わって儒教が台頭し、酒を楽しむ食文化が広まりました
その結果、仏教と結び付きが強い緑茶は、一部の僧侶と貴族を除いて衰退し、その他のお茶がよく飲まれるようになりました
ちなみに韓国にも茶道はありますが、日本よりもカジュアルな感じです。
また、韓国の土壌は南部地方を除いて茶葉の栽培には不向きで、全体的に生産量が少ないです。
それだけに韓国の抹茶は、日本よりも特別感
があるのかも知れません。

韓国の抹茶ブームは、先日、現地のスーパーでも目の当たりにしました
私は韓国へ旅行した際には、スーパーマーケット巡りをするのが恒例となっています。
お菓子売り場に行くと、一面緑色に染まっているコーナーがありました。
菓子メーカー各社が、こぞって抹茶を使ったお菓子を販売しているようで、カステラ、チョコパイ、クッキー、もち菓子、ブラウニーなど種類もたくさん
私もいくつか買ったのですが、私がほとんど味見しないうちに家族に食べられてしまいました
その他、日本にも出店している韓国かき氷店のソルビンでは、リアルグリーンティーとグリーンティー チョコという2種類の抹茶を使用したかき氷が販売され、昨年から話題になっています。
私も話題のリアルグリーンティーを食べてみましたよ
とても細かいパウダー状の氷に、抹茶がかかっており、その上にあんこ入りのもちが散りばめられ、抹茶のアイスクリームが2個乗っていました。
別添えで抹茶ソースがあり、お好みでかけて頂きます
どこまでも抹茶づくしで味に飽きるかと思いきや、抹茶のさわやかな苦味で甘過ぎず、おもちがアクセントになってとてもおいしかったです
お腹がいっぱいでなければ、ぺろりと完食できるスイーツでした
日本にあるソルビンでは、春の限定メニューとして抹茶のかき氷が食べられたようです。
韓国へ行く機会がありましたら、抹茶のかき氷を試してみて下さい!本当におすすめです
抹茶の次は何がブームになるでしょうか?
私も楽しみながら、韓国の流行に注目したいと思います
さて、本日のレシピは「抹茶団子(ノクチャタンジャ)」です。
日本にも、抹茶味のお菓子はたくさんありますよね。
手軽に作れるお団子をおやつに、ほっと一息ついてはいかがでしょう
市販のあんを使って、簡単に作れるようにしました。
ぜひお試し下さい。

韓国の方は流行に敏感で、話題になるとたくさんの人が一気に飛び付き、冷めるのも早く、あっと言う間に流行が終わってしまいます

早いサイクルで流行が入れ替わることの多い中、昨年沸いた抹茶ブームは、今年もまだ続いています。
韓国語で抹茶は「マルチャ」と言い、別名の「カルチャ」と言うと、「粉茶」という意味になります。
抹茶の原料である緑茶

両国ともに中国から伝来し、自国の土地に茶の種を植えて栽培が始まりました

とても珍重され、当初は貴族階級しか口にできなかったことも共通しています。
日本は茶葉の栽培に環境が適していたため、喫茶文化が広がります。
戦国時代に千利休によって茶道が創始され、豪商や武士の間で茶会が開催。
明治時代になって、武士の末裔たちが茶園を手放したことで、農民が茶園を受け継ぎ、庶民でも良質なお茶が飲めるようになりました

一方の韓国は、約600年前の高麗時代まで僧侶や貴族を中心に緑茶文化が発達しましたが、朝鮮時代に入ると仏教に代わって儒教が台頭し、酒を楽しむ食文化が広まりました

その結果、仏教と結び付きが強い緑茶は、一部の僧侶と貴族を除いて衰退し、その他のお茶がよく飲まれるようになりました

ちなみに韓国にも茶道はありますが、日本よりもカジュアルな感じです。
また、韓国の土壌は南部地方を除いて茶葉の栽培には不向きで、全体的に生産量が少ないです。
それだけに韓国の抹茶は、日本よりも特別感


韓国の抹茶ブームは、先日、現地のスーパーでも目の当たりにしました

私は韓国へ旅行した際には、スーパーマーケット巡りをするのが恒例となっています。
お菓子売り場に行くと、一面緑色に染まっているコーナーがありました。
菓子メーカー各社が、こぞって抹茶を使ったお菓子を販売しているようで、カステラ、チョコパイ、クッキー、もち菓子、ブラウニーなど種類もたくさん

私もいくつか買ったのですが、私がほとんど味見しないうちに家族に食べられてしまいました

その他、日本にも出店している韓国かき氷店のソルビンでは、リアルグリーンティーとグリーンティー チョコという2種類の抹茶を使用したかき氷が販売され、昨年から話題になっています。
私も話題のリアルグリーンティーを食べてみましたよ

とても細かいパウダー状の氷に、抹茶がかかっており、その上にあんこ入りのもちが散りばめられ、抹茶のアイスクリームが2個乗っていました。
別添えで抹茶ソースがあり、お好みでかけて頂きます

どこまでも抹茶づくしで味に飽きるかと思いきや、抹茶のさわやかな苦味で甘過ぎず、おもちがアクセントになってとてもおいしかったです

お腹がいっぱいでなければ、ぺろりと完食できるスイーツでした

日本にあるソルビンでは、春の限定メニューとして抹茶のかき氷が食べられたようです。
韓国へ行く機会がありましたら、抹茶のかき氷を試してみて下さい!本当におすすめです

抹茶の次は何がブームになるでしょうか?
私も楽しみながら、韓国の流行に注目したいと思います

さて、本日のレシピは「抹茶団子(ノクチャタンジャ)」です。
日本にも、抹茶味のお菓子はたくさんありますよね。
手軽に作れるお団子をおやつに、ほっと一息ついてはいかがでしょう

市販のあんを使って、簡単に作れるようにしました。
ぜひお試し下さい。
