こんにちは、料理家の野上優佳子です。
八百屋さんや魚屋さんに、秋の食材がずらりと並ぶようになりました。
どれもとてもおいしそうで、目移りしてしまいますね!
お弁当のおかずやおにぎりの具など、1年中見かけるサケ。
「アキアジ」とも呼ばれるこの魚、定置網漁で最も漁獲量が高くなるのが秋です。
まさに旬といったところ。
とてもなじみ深いサケですが、見ればその種類は様々。
塩漬けにされているものの多くはギンザケやベニザケ、生のサーモントラウト、サーモン、と書いてあるものまである。
…ん?トラウトって、「マス」って意味じゃなかったっけ?
調べてみると、英語では確かに「salmon」(サケ)と「trout」(マス)があるのですが、マスもサケの仲間。
つまり、細かい違いはあるものの、みな同じ「サケ」なのだそうです
今回ご紹介するお料理は、鮭のちゃんちゃん焼き。
ユニークな名前ですが、チャンチャン、と簡単にできるから、とか、お父ちゃんが作る料理だから、などの説があるようです。
北海道の郷土料理で、漁師さんの豪快鉄板焼きといったところ。
これを普段用にアレンジして、フライパンで作ります。
旬の秋鮭と、野菜をたっぷり入れて、味噌ベースの合わせダレでいただきます。
隠し味は、バター!
大人にも子どもにも喜ばれる、楽しいお料理なので、ぜひ試してみてくださいね