2017/11/29
こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
秋の夜長……皆さんはどのように過ごされているでしょうか
普段はなかなかできない読書を楽しまれる方も多いかも知れませんね。
日常的にパソコンやテレビ、スマホで目を酷使している現代人にとって、さらに夜の読書が加わると、気になるのが目の疲れ
そこで今回は、目に対する健康効果が関心を集めている「ブルーベリー」についてご紹介します。

焼き菓子やジャムの材料としてなじみのあるブルーベリー。
果実の色合いから、「ブルーベリー」という名前が付けられました。
北米原産のブルーベリーは、アメリカ先住民にとって重要な果物でしたが、それ程大規模な栽培は行なわれておらず、本格的な栽培が始まったのは1920年頃と言われています。
日本では1970年代に栽培が盛んになり、ブルーベリーの健康効果への注目が集まって、日本中で知られる果実になりました
かつては冷凍品やシロップ煮の缶詰など、加工品が主流でしたが、最近ではフレッシュなブルーベリーが店頭に並んだり、ガーデニングブームを受けて、家庭で栽培する人が増えたりしています
7〜8月の旬の時期には、地元で採れたブルーベリーが、道の駅などに並んでいるのを見たことがある方もいらっしゃるでしょう
ブルーベリーの種類は、いくつかの系統に分けられ、さらに細かく分類すると150種以上にのぼると言われています
日本に伝わった主なブルーベリーは栽培種の2系統で、温暖地域で育つラビットアイタイプの品種が先に導入され、遅れて寒冷地で育つハイブッシュタイプの品種が導入されました。
ラビットアイ系は、果実の品質は優れていますが、サイズは比較的小さめで、主に関東から南の地方で栽培されています。
一方のハイブッシュ系は、果実が大きめで品質は良好、その多くが生食に適しており、寒冷地向きのため、関東以北の地方で栽培されています。
ブルーベリーの鮮やかな青紫色は、アントシアニンという色素成分によるもの。
よく耳にするこの「アントシアニン」という成分は、ポリフェノールの一種で、日頃パソコンやスマホなどで目を酷使する人に役立つ栄養素です
また、他の果物と同様に、ブルーベリーには食物繊維が豊富に含まれています。
野菜だけでは補い切れない食物繊維の摂取のためにも、おすすめの食材ですよ。
ブルーベリーの仲間には、赤くて丸い果実を付けるサンタベリー(コケモモ)、黒色に近い紫色の果実を付けるカシス、黄色から赤、琥珀色に徐々に果実の色を変えるクラウドベリーなどがあります。
いずれもポリフェノールや食物繊維が豊富で、その健康効果が注目されています
おいしいブルーベリーの見分け方は、果実の青紫色が濃く、ムラがない物が良いとされています
新鮮な物はハリがあり、ブルームと呼ばれる白い粉が付いていますが、ブルームは鮮度を保つ働きがあるため、食べる直前まで洗い落とさない方が良いようです
ブルーベリーは追熟しないため、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べるようにしましょう。
1週間以上保存する場合は、冷凍保存するのがおすすめです。
ブルーベリーを料理に使うなら、甘酸っぱい風味やきれいな色を活かしたものが良いでしょう
例えば、ケーキやパン
などに混ぜて焼いたり、ジャムやゼリーに加工したり、スムージーやシャーベットに入れたりしてもよく合います。
少し変わった食べ方としては、お肉にかけるソースや、サラダに使うのもおすすめですよ
さて今回は、アメリカ南部では定番のお菓子「ブルーベリーコブラー」をご紹介します。
しっとりしたケーキ生地に、甘酸っぱいブルーベリーがぎっしり
オーブンの余熱時間で準備が整うくらい簡単にできますよ。
ホットケーキミックスを使って、さらに手軽なアレンジレシピにしました。
ぜひお試し下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
秋の夜長……皆さんはどのように過ごされているでしょうか

普段はなかなかできない読書を楽しまれる方も多いかも知れませんね。
日常的にパソコンやテレビ、スマホで目を酷使している現代人にとって、さらに夜の読書が加わると、気になるのが目の疲れ

そこで今回は、目に対する健康効果が関心を集めている「ブルーベリー」についてご紹介します。

焼き菓子やジャムの材料としてなじみのあるブルーベリー。
果実の色合いから、「ブルーベリー」という名前が付けられました。
北米原産のブルーベリーは、アメリカ先住民にとって重要な果物でしたが、それ程大規模な栽培は行なわれておらず、本格的な栽培が始まったのは1920年頃と言われています。
日本では1970年代に栽培が盛んになり、ブルーベリーの健康効果への注目が集まって、日本中で知られる果実になりました

かつては冷凍品やシロップ煮の缶詰など、加工品が主流でしたが、最近ではフレッシュなブルーベリーが店頭に並んだり、ガーデニングブームを受けて、家庭で栽培する人が増えたりしています

7〜8月の旬の時期には、地元で採れたブルーベリーが、道の駅などに並んでいるのを見たことがある方もいらっしゃるでしょう

ブルーベリーの種類は、いくつかの系統に分けられ、さらに細かく分類すると150種以上にのぼると言われています

日本に伝わった主なブルーベリーは栽培種の2系統で、温暖地域で育つラビットアイタイプの品種が先に導入され、遅れて寒冷地で育つハイブッシュタイプの品種が導入されました。
ラビットアイ系は、果実の品質は優れていますが、サイズは比較的小さめで、主に関東から南の地方で栽培されています。
一方のハイブッシュ系は、果実が大きめで品質は良好、その多くが生食に適しており、寒冷地向きのため、関東以北の地方で栽培されています。
ブルーベリーの鮮やかな青紫色は、アントシアニンという色素成分によるもの。
よく耳にするこの「アントシアニン」という成分は、ポリフェノールの一種で、日頃パソコンやスマホなどで目を酷使する人に役立つ栄養素です

また、他の果物と同様に、ブルーベリーには食物繊維が豊富に含まれています。
野菜だけでは補い切れない食物繊維の摂取のためにも、おすすめの食材ですよ。
ブルーベリーの仲間には、赤くて丸い果実を付けるサンタベリー(コケモモ)、黒色に近い紫色の果実を付けるカシス、黄色から赤、琥珀色に徐々に果実の色を変えるクラウドベリーなどがあります。
いずれもポリフェノールや食物繊維が豊富で、その健康効果が注目されています

おいしいブルーベリーの見分け方は、果実の青紫色が濃く、ムラがない物が良いとされています

新鮮な物はハリがあり、ブルームと呼ばれる白い粉が付いていますが、ブルームは鮮度を保つ働きがあるため、食べる直前まで洗い落とさない方が良いようです

ブルーベリーは追熟しないため、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べるようにしましょう。
1週間以上保存する場合は、冷凍保存するのがおすすめです。
ブルーベリーを料理に使うなら、甘酸っぱい風味やきれいな色を活かしたものが良いでしょう

例えば、ケーキやパン

少し変わった食べ方としては、お肉にかけるソースや、サラダに使うのもおすすめですよ

さて今回は、アメリカ南部では定番のお菓子「ブルーベリーコブラー」をご紹介します。
しっとりしたケーキ生地に、甘酸っぱいブルーベリーがぎっしり

オーブンの余熱時間で準備が整うくらい簡単にできますよ。
ホットケーキミックスを使って、さらに手軽なアレンジレシピにしました。
ぜひお試し下さい

