こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温がぐんと下がり、お鍋がおいしい季節になりましたね
お鍋は、野菜や肉、魚介を一緒に煮込めばバランスの良い食事になりますし、アツアツを食べて身体が温まるのもうれしい、主婦にとってありがたい冬の代表メニューです
今回は、そんなお鍋に欠かせないポン酢などに利用される柑橘類「ゆず・かぼす・すだち」についてご紹介します。

ゆず・かぼす・すだちは、柑橘類のなかでも特に香酸柑橘と呼ばれ、独特の風味と香りで料理を引き立ててくれます。
他にも、レモンやライム、シークワーサーなどが香酸柑橘にあたります。
ゆず
中国が原産で、飛鳥・奈良時代に伝来したとされています。
100〜120gの大きさで、さわやかな芳香と適度な酸味のある果実です。
初夏には「青ゆず」が流通し、一般的な「黄ゆず」は秋から出回るなど、基本的に通年手に入りますが、12月が最盛期です。
果汁は鍋物や酢の物に利用し、果皮は薬味や吸い口などに利用します。
お菓子やマーマレードなどに加工した物もおなじみですね
ゆずと言えば、冬至の日の「ゆず湯」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
ゆず湯に入る習慣は江戸時代からあったと言われています。
冬至は「湯治」、ゆずは「融通が利く」などの語呂合わせから、冬至にゆず風呂に入って無病息災を願ったとされています。
また、昔から強い香りのする植物は邪気を払うと考えられており、ゆずをお風呂に入れて邪気祓いをし、良い運を呼び込むために身体を清める意味もあるようです
かぼす
ゆずの近縁種で見た目も似ていますが、100〜150gとやや大きく、独特の香りと強い酸味が特徴的。
特産地は大分県で、ふぐ料理や鍋料理、焼き魚の風味付けとして利用され、最近では果汁飲料として加工されることも多くなっています。
収穫時期は9〜10月頃。緑色の果皮は熟すと黄色くなりますが、より風味の良い緑色の時期の物がおすすめです
すだち
かぼすと同じくゆずの近縁種で、30〜40gと小さく、ゴルフボールくらいのサイズ。
徳島県の特産品として有名です。
適度な酸味と香りがあり、果汁はマツタケ料理によく利用されます。
他にも、焼き魚、刺身、豆腐料理、ステーキ、鶏の唐揚げなど様々な料理に使われます。
収穫時期は果皮がまだ緑色の8〜10月で、12月頃まで収穫できます。
かぼすと同じく、緑色の果皮は熟すと黄色くなりますが、未熟な緑色の方が風味豊かです。
ゆず・かぼす・すだちについてそれぞれの特徴をご紹介しました
それぞれ風味が微妙に違いますので、お好みに応じて使い分けを楽しんでみてはいかがでしょうか。
いずれも健康維持に欠かせないビタミンCが豊富ですので、体調を崩しやすいこれからの季節を元気に乗り切るためにも、積極的に取り入れていきたいですね
店頭で購入するときは、果実にツヤと張りがある物を選ぶと良いでしょう
冷暗所での保存が基本ですが、長期保存する場合は、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室へ。
輪切りにして1枚ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍保存しておくのも便利でおすすめです
さて今回は、「ゆずこしょうとクリームチーズのペンネ」をご紹介します。
ありそうでなかった
和風のゆずこしょうと洋風のクリームチーズの組み合わせがおいしい一品です。
ゆずこしょうの分量は加減して、お好みの味付けを見つけてみて下さいね。
ぜひお試しを

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温がぐんと下がり、お鍋がおいしい季節になりましたね

お鍋は、野菜や肉、魚介を一緒に煮込めばバランスの良い食事になりますし、アツアツを食べて身体が温まるのもうれしい、主婦にとってありがたい冬の代表メニューです

今回は、そんなお鍋に欠かせないポン酢などに利用される柑橘類「ゆず・かぼす・すだち」についてご紹介します。

ゆず・かぼす・すだちは、柑橘類のなかでも特に香酸柑橘と呼ばれ、独特の風味と香りで料理を引き立ててくれます。
他にも、レモンやライム、シークワーサーなどが香酸柑橘にあたります。

中国が原産で、飛鳥・奈良時代に伝来したとされています。
100〜120gの大きさで、さわやかな芳香と適度な酸味のある果実です。
初夏には「青ゆず」が流通し、一般的な「黄ゆず」は秋から出回るなど、基本的に通年手に入りますが、12月が最盛期です。
果汁は鍋物や酢の物に利用し、果皮は薬味や吸い口などに利用します。
お菓子やマーマレードなどに加工した物もおなじみですね

ゆずと言えば、冬至の日の「ゆず湯」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
ゆず湯に入る習慣は江戸時代からあったと言われています。
冬至は「湯治」、ゆずは「融通が利く」などの語呂合わせから、冬至にゆず風呂に入って無病息災を願ったとされています。
また、昔から強い香りのする植物は邪気を払うと考えられており、ゆずをお風呂に入れて邪気祓いをし、良い運を呼び込むために身体を清める意味もあるようです


ゆずの近縁種で見た目も似ていますが、100〜150gとやや大きく、独特の香りと強い酸味が特徴的。
特産地は大分県で、ふぐ料理や鍋料理、焼き魚の風味付けとして利用され、最近では果汁飲料として加工されることも多くなっています。
収穫時期は9〜10月頃。緑色の果皮は熟すと黄色くなりますが、より風味の良い緑色の時期の物がおすすめです


かぼすと同じくゆずの近縁種で、30〜40gと小さく、ゴルフボールくらいのサイズ。
徳島県の特産品として有名です。
適度な酸味と香りがあり、果汁はマツタケ料理によく利用されます。
他にも、焼き魚、刺身、豆腐料理、ステーキ、鶏の唐揚げなど様々な料理に使われます。
収穫時期は果皮がまだ緑色の8〜10月で、12月頃まで収穫できます。
かぼすと同じく、緑色の果皮は熟すと黄色くなりますが、未熟な緑色の方が風味豊かです。
ゆず・かぼす・すだちについてそれぞれの特徴をご紹介しました

それぞれ風味が微妙に違いますので、お好みに応じて使い分けを楽しんでみてはいかがでしょうか。
いずれも健康維持に欠かせないビタミンCが豊富ですので、体調を崩しやすいこれからの季節を元気に乗り切るためにも、積極的に取り入れていきたいですね

店頭で購入するときは、果実にツヤと張りがある物を選ぶと良いでしょう

冷暗所での保存が基本ですが、長期保存する場合は、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室へ。
輪切りにして1枚ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍保存しておくのも便利でおすすめです

さて今回は、「ゆずこしょうとクリームチーズのペンネ」をご紹介します。
ありそうでなかった

ゆずこしょうの分量は加減して、お好みの味付けを見つけてみて下さいね。
ぜひお試しを

