2018/01/18
あけましておめでとうございます。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
さて、2018年がスタートしましたね
今年から、「配偶者控除・配偶者特別控除」制度が改正されることもあり、働く時間を増やしたり、新しく仕事をはじめたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、忙しい毎日の心強い味方になってくれる「冷凍野菜」についてご紹介します。

冷凍野菜と言うと、どんなものを思い浮かべますか?
枝豆、インゲン、きざみオクラ、きざみネギ、サトイモ、ブロッコリー、ホウレンソウ、カボチャ、トウモロコシなどの単品商品の他、ミックスベジタブル、和風野菜ミックス、洋風野菜ミックスなど、いくつかの食材を組み合わせた商品もあります
普段目にする機会のない業務用の物も加えると、もっとたくさんの種類があるようです。
冷凍野菜の特長で、注目すべき点は、その保存性と衛生面
冷凍食品は、「生産から流通・消費の段階まで一貫して-18℃以下の低温を保って取り扱われる食品」と定義されています。
-18℃以下で生産から販売まで管理されるため、大変衛生的。
保存料の使用を気にされる方がいらっしゃいますが、-18℃以下の低温で保存すると、腐敗や食中毒の原因となる細菌は活動できないため、ほとんどの冷凍野菜では、保存料を使用していません。
衛生面だけでなく、栄養面やおいしさも気になりますよね
食品の栄養やおいしさに影響を与えるのは、凍結の仕方。
冷凍野菜は、食品中の水分が凍りはじめる-1℃から、ほぼ凍結する-5℃の間(最大氷結晶生成帯)を急速に通過させることで、食品組織の損傷を極力少なくしています。
この方法は急速凍結と呼ばれ、冷凍によって野菜の細胞が壊れるのを防ぎ、食品の栄養やおいしさをそのまま保つ技術が応用されているのです
家庭で冷凍野菜を使うメリットは、なんと言ってもその便利さではないでしょうか。
すでに下処理がしてあるため、洗う・皮をむく・切るなどの調理工程がなく、大幅に時間短縮ができます
また、買い置きすることができるため、忙しいときは非常に助かります
お弁当のおかずに一品加えたり、肉や魚料理の付け合せに活用するなど、様々な場面で活躍してくれることでしょう
野菜料理を一品増やすことで、食事の栄養バランスを整えることにも繋がりますね!
ちなみに、冷凍野菜は旬の時期に収穫した物を急速凍結しており、旬の時期の栄養をほぼそのまま保つことができるので、時期によっては生鮮の物より栄養価が高い場合もあります
料理初心者でも挑戦しやすい冷凍野菜は、おなじみのミックスベジタブルでしょうか?
ミックスベジタブルは、炒飯や、サラダ、スープ、メイン料理の付け合せなど幅広く利用できますし、冷凍庫に常備しておけば、お弁当の彩りがさびしいときに、サッと使えて便利ですね
その他、定番のホウレンソウは、おひたしや味噌汁の具、和え物、炒め物に。
和風野菜ミックス(サトイモ・ニンジン・レンコン・シイタケ・ゴボウなど)は煮物や汁物に。
洋風野菜ミックス(ブロッコリー・カリフラワー・ニンジン・インゲンなど)は温野菜サラダやシチューなど、寒い時期の食卓で大活躍です
冷凍野菜を調理する際は、解凍せずに凍ったまま加熱するのがポイントです
そして、加熱のし過ぎに注意しましょう
冷凍野菜は、野菜の酵素の働きを止めて、変色や変質を防ぐため、ブランチングという加熱処理後に急速凍結されています。
7〜8割火が通っている状態なので、加熱時間は生鮮野菜の2〜3割の時間で十分
適切な加熱時間を守ることで、食感を損なうことなく、おいしく食べることができますよ。
今回のレシピは、冷凍野菜を活用した「根菜スープカレー」をご紹介します。
鶏手羽元と野菜を煮込んだスープカレーは、冷えた身体を芯から温めてくれます。
下ごしらえがちょっと面倒な根菜類も、下処理済みの冷凍野菜を使えばラクチン
煮込む時間も、生鮮の物より短時間で済むため、手軽にできます。
ぜひお試し下さい

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

さて、2018年がスタートしましたね

今年から、「配偶者控除・配偶者特別控除」制度が改正されることもあり、働く時間を増やしたり、新しく仕事をはじめたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、忙しい毎日の心強い味方になってくれる「冷凍野菜」についてご紹介します。

冷凍野菜と言うと、どんなものを思い浮かべますか?
枝豆、インゲン、きざみオクラ、きざみネギ、サトイモ、ブロッコリー、ホウレンソウ、カボチャ、トウモロコシなどの単品商品の他、ミックスベジタブル、和風野菜ミックス、洋風野菜ミックスなど、いくつかの食材を組み合わせた商品もあります

普段目にする機会のない業務用の物も加えると、もっとたくさんの種類があるようです。
冷凍野菜の特長で、注目すべき点は、その保存性と衛生面

冷凍食品は、「生産から流通・消費の段階まで一貫して-18℃以下の低温を保って取り扱われる食品」と定義されています。
-18℃以下で生産から販売まで管理されるため、大変衛生的。
保存料の使用を気にされる方がいらっしゃいますが、-18℃以下の低温で保存すると、腐敗や食中毒の原因となる細菌は活動できないため、ほとんどの冷凍野菜では、保存料を使用していません。
衛生面だけでなく、栄養面やおいしさも気になりますよね

食品の栄養やおいしさに影響を与えるのは、凍結の仕方。
冷凍野菜は、食品中の水分が凍りはじめる-1℃から、ほぼ凍結する-5℃の間(最大氷結晶生成帯)を急速に通過させることで、食品組織の損傷を極力少なくしています。
この方法は急速凍結と呼ばれ、冷凍によって野菜の細胞が壊れるのを防ぎ、食品の栄養やおいしさをそのまま保つ技術が応用されているのです

家庭で冷凍野菜を使うメリットは、なんと言ってもその便利さではないでしょうか。
すでに下処理がしてあるため、洗う・皮をむく・切るなどの調理工程がなく、大幅に時間短縮ができます

また、買い置きすることができるため、忙しいときは非常に助かります

お弁当のおかずに一品加えたり、肉や魚料理の付け合せに活用するなど、様々な場面で活躍してくれることでしょう

野菜料理を一品増やすことで、食事の栄養バランスを整えることにも繋がりますね!
ちなみに、冷凍野菜は旬の時期に収穫した物を急速凍結しており、旬の時期の栄養をほぼそのまま保つことができるので、時期によっては生鮮の物より栄養価が高い場合もあります

料理初心者でも挑戦しやすい冷凍野菜は、おなじみのミックスベジタブルでしょうか?
ミックスベジタブルは、炒飯や、サラダ、スープ、メイン料理の付け合せなど幅広く利用できますし、冷凍庫に常備しておけば、お弁当の彩りがさびしいときに、サッと使えて便利ですね

その他、定番のホウレンソウは、おひたしや味噌汁の具、和え物、炒め物に。
和風野菜ミックス(サトイモ・ニンジン・レンコン・シイタケ・ゴボウなど)は煮物や汁物に。
洋風野菜ミックス(ブロッコリー・カリフラワー・ニンジン・インゲンなど)は温野菜サラダやシチューなど、寒い時期の食卓で大活躍です

冷凍野菜を調理する際は、解凍せずに凍ったまま加熱するのがポイントです

そして、加熱のし過ぎに注意しましょう

冷凍野菜は、野菜の酵素の働きを止めて、変色や変質を防ぐため、ブランチングという加熱処理後に急速凍結されています。
7〜8割火が通っている状態なので、加熱時間は生鮮野菜の2〜3割の時間で十分

適切な加熱時間を守ることで、食感を損なうことなく、おいしく食べることができますよ。
今回のレシピは、冷凍野菜を活用した「根菜スープカレー」をご紹介します。
鶏手羽元と野菜を煮込んだスープカレーは、冷えた身体を芯から温めてくれます。
下ごしらえがちょっと面倒な根菜類も、下処理済みの冷凍野菜を使えばラクチン

煮込む時間も、生鮮の物より短時間で済むため、手軽にできます。
ぜひお試し下さい

