2018年10月の記事
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
11月に入ると、韓国では越冬用のキムチを家族やご近所さんと協力して仕込みます
日本と同様に、核家族化している韓国ですが、キムチ作りは、お正月やお盆のように家族が集まるイベントでもあるのです。
越冬用キムチは、時間の経過とともに発酵が進み、こくや酸味が増します
そのまま食べても深い味わいが楽しめますし、加熱すると酸味が和らぎ、より旨みを感じることができるのです

韓国では、熟成キムチの他、サラダ感覚で食べられるキムチ「コッチョリ」もよく食べられています。韓国語で「コッ」は外側、「チョリ」は漬物を意味します
浅漬けキムチがどんな物か、熟成キムチとの違いを交えてお話しします。
◆塩漬け
長期保存する熟成キムチは、しっかり塩漬けしますが、浅漬けは軽く塩をするか、全く塩をせずに、キムチのタレで和えます。
和えてから時間が経つと野菜から水分が出るため、和えたらすぐに食べるのが一番おいしいです
◆ゴマ油
熟成キムチは長期保存するため、空気との接触で酸化しやすいゴマ油を入れませんが、浅漬けはゴマ油を加えて風味を楽しみます
◆酢
熟成キムチは乳酸発酵で酸味があるので、基本的には酢を入れませんが、浅漬けの場合は、お好みで酢を加えます。
◆切り方
熟成キムチは株漬け、またはザクザクと一口サイズに切るのが一般的です。
浅漬けは、そぎ切りにして白菜の切り口を大きく取り、キムチのタレと混ぜ合わせます。こうすることで、白菜の茎の部分なども、味がしみ込みやすくなるのです。
熟成キムチを作るのは大変ですが、浅漬けキムチでしたらすぐに作れますし、味付けもアレンジしやすいのでおすすめです
そこで今回は、「白菜とタコの浅漬けキムチ」をご紹介します。
調味液にすりおろした梨を加え、辛さの中にフルーティーな甘さも感じられます。
味の決め手となる粉唐辛子は、日本産の一味唐辛子ではなく、韓国産のキムチ用を使用して下さいね
ぜひ、お試しを

11月に入ると、韓国では越冬用のキムチを家族やご近所さんと協力して仕込みます

日本と同様に、核家族化している韓国ですが、キムチ作りは、お正月やお盆のように家族が集まるイベントでもあるのです。
越冬用キムチは、時間の経過とともに発酵が進み、こくや酸味が増します

そのまま食べても深い味わいが楽しめますし、加熱すると酸味が和らぎ、より旨みを感じることができるのです


韓国では、熟成キムチの他、サラダ感覚で食べられるキムチ「コッチョリ」もよく食べられています。韓国語で「コッ」は外側、「チョリ」は漬物を意味します

浅漬けキムチがどんな物か、熟成キムチとの違いを交えてお話しします。
◆塩漬け
長期保存する熟成キムチは、しっかり塩漬けしますが、浅漬けは軽く塩をするか、全く塩をせずに、キムチのタレで和えます。
和えてから時間が経つと野菜から水分が出るため、和えたらすぐに食べるのが一番おいしいです

◆ゴマ油
熟成キムチは長期保存するため、空気との接触で酸化しやすいゴマ油を入れませんが、浅漬けはゴマ油を加えて風味を楽しみます

◆酢
熟成キムチは乳酸発酵で酸味があるので、基本的には酢を入れませんが、浅漬けの場合は、お好みで酢を加えます。
◆切り方
熟成キムチは株漬け、またはザクザクと一口サイズに切るのが一般的です。
浅漬けは、そぎ切りにして白菜の切り口を大きく取り、キムチのタレと混ぜ合わせます。こうすることで、白菜の茎の部分なども、味がしみ込みやすくなるのです。
熟成キムチを作るのは大変ですが、浅漬けキムチでしたらすぐに作れますし、味付けもアレンジしやすいのでおすすめです

そこで今回は、「白菜とタコの浅漬けキムチ」をご紹介します。
調味液にすりおろした梨を加え、辛さの中にフルーティーな甘さも感じられます。
味の決め手となる粉唐辛子は、日本産の一味唐辛子ではなく、韓国産のキムチ用を使用して下さいね

ぜひ、お試しを


こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温が下がってくると、温かい蒸し料理が食べたくなる方も多いのではないでしょうか
高温の蒸気で蒸し上げた料理は、心も身体もほっこりと温かくなりますよね。
今回は、和の蒸し物の定番「茶碗蒸し」、洋の蒸し物「フラン」についてご紹介します。

「茶碗蒸し」とは、卵とだし汁を合わせた卵液に、ミツバ・干しシイタケ・ぎんなん・かまぼこなどの具を入れ、蒸し上げた物。風味を大切にする和食の定番メニューです
「フラン」とは、卵と生クリームや牛乳を合わせた卵液に、野菜・魚・肉などの具を入れ、蒸し上げた物。フランス料理の前菜のひとつとして知られています
前菜の他、デザート系のアレンジもあり、洋風茶碗蒸しとも呼ばれています。
どちらにも共通して入っている卵は、よく知られている通り、栄養価の高い食材。
たんぱく質が豊富な他、脂質、ビタミンA・B群・D・Eや、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄といった様々な栄養素が含まれています
この卵を主原料とし、野菜や肉などの具材を使った茶碗蒸しやフランは、食事のバランスアップに大いに貢献してくれると言えますね
茶碗蒸しに入れる食材は、ミツバ・干しシイタケ・ぎんなん・ユリ根・かまぼこ・鶏肉などが一般的ですが、たまには変わり種も試してみてはいかがでしょうか。
おすすめの野菜は、見た目が鮮やかなトマトや枝豆、パプリカ。食感の良いサトイモや長芋。冷製茶碗蒸しにするなら、モロヘイヤやモズク、オクラなども合います。
海産物なら、だしの風味とよく合う、ホタテやカニ、エビ、アサリ、タラコなど。
また、ご飯やうどんを具材として入れるのも変化があって良いですよ
ぜひお好みの組み合わせを見つけて下さいね
洋風茶碗蒸し・フランは、馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますが、実は身近な材料で作れます
おかず系なら、ソーセージとグリーンアスパラガス、ブロッコリー、トウモロコシ、ニンジン、エビとミニトマト、ホタテといった具材がおすすめ。
スイーツ系なら、サツマイモとバナナ、リンゴとレーズン、柿、栗、洋梨などはいかがでしょうか

旬の食材を使って、季節ごとに違う味を楽しめるのも、この料理の魅力です
少人数の場合はココットで一皿ずつにしたり、大人数の場合は大皿で取り分けるようにしたりと、シーンに合わせて盛り付けを変えるのも良いですね
さて今回は、肌寒い季節にぴったりの一品「梅風味のご飯茶碗蒸し」をご紹介します。
卵とだし汁に包まれたご飯は、やわらかく優しい食感。
食欲がないときや、かぜ気味のときにもおすすめです。
作ってみて下さいね

管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
気温が下がってくると、温かい蒸し料理が食べたくなる方も多いのではないでしょうか

高温の蒸気で蒸し上げた料理は、心も身体もほっこりと温かくなりますよね。
今回は、和の蒸し物の定番「茶碗蒸し」、洋の蒸し物「フラン」についてご紹介します。

「茶碗蒸し」とは、卵とだし汁を合わせた卵液に、ミツバ・干しシイタケ・ぎんなん・かまぼこなどの具を入れ、蒸し上げた物。風味を大切にする和食の定番メニューです

「フラン」とは、卵と生クリームや牛乳を合わせた卵液に、野菜・魚・肉などの具を入れ、蒸し上げた物。フランス料理の前菜のひとつとして知られています

前菜の他、デザート系のアレンジもあり、洋風茶碗蒸しとも呼ばれています。
どちらにも共通して入っている卵は、よく知られている通り、栄養価の高い食材。
たんぱく質が豊富な他、脂質、ビタミンA・B群・D・Eや、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄といった様々な栄養素が含まれています

この卵を主原料とし、野菜や肉などの具材を使った茶碗蒸しやフランは、食事のバランスアップに大いに貢献してくれると言えますね

茶碗蒸しに入れる食材は、ミツバ・干しシイタケ・ぎんなん・ユリ根・かまぼこ・鶏肉などが一般的ですが、たまには変わり種も試してみてはいかがでしょうか。
おすすめの野菜は、見た目が鮮やかなトマトや枝豆、パプリカ。食感の良いサトイモや長芋。冷製茶碗蒸しにするなら、モロヘイヤやモズク、オクラなども合います。
海産物なら、だしの風味とよく合う、ホタテやカニ、エビ、アサリ、タラコなど。
また、ご飯やうどんを具材として入れるのも変化があって良いですよ

ぜひお好みの組み合わせを見つけて下さいね

洋風茶碗蒸し・フランは、馴染みがない方もいらっしゃるかと思いますが、実は身近な材料で作れます

おかず系なら、ソーセージとグリーンアスパラガス、ブロッコリー、トウモロコシ、ニンジン、エビとミニトマト、ホタテといった具材がおすすめ。
スイーツ系なら、サツマイモとバナナ、リンゴとレーズン、柿、栗、洋梨などはいかがでしょうか


旬の食材を使って、季節ごとに違う味を楽しめるのも、この料理の魅力です

少人数の場合はココットで一皿ずつにしたり、大人数の場合は大皿で取り分けるようにしたりと、シーンに合わせて盛り付けを変えるのも良いですね

さて今回は、肌寒い季節にぴったりの一品「梅風味のご飯茶碗蒸し」をご紹介します。
卵とだし汁に包まれたご飯は、やわらかく優しい食感。
食欲がないときや、かぜ気味のときにもおすすめです。
作ってみて下さいね


こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
豆腐の食育資格である「豆腐マイスター」を取得してから、出先で大豆を買うことが増えました。
大豆を買ってどうするかって?
もちろん、豆腐を手作りするのです


豆腐マイスター認定講座では、豆腐を「選ぶ・使う・作る」ことをしっかり教えてくれるため、取得してしばらく経った今でも、思い立ったら豆腐を作ることができます。
これが大変評判なのです
豆腐マイスターになるまでは、豆腐はお店で買う物、大豆は料理の一部に使う物だったのですが、今や豆腐は家で作る物、大豆は豆腐の原料にする物という認識に変わっています
そういう訳で我が家では、にがりと数種類の大豆を常備するようになりました。
大豆は、自分で購入することが多いのですが、豆腐を手作りするならと、知人から頂くことも増えました
大豆は品種や産地によって、味に差が出る物なので、その違いを楽しんでいる今日この頃です
しかし、ひとつ困ったことが。
豆腐を手作りするときの、作りやすい分量が大豆300gなのに対し、市販品の大豆は1袋250gの物が非常に多いのです
豆腐を作るために2袋購入し、中途半端に余らせてしまうループにはまります
そんなときよく作るのが、今回ご紹介する「大豆ご飯」です。
固いままの大豆とお米を一緒に炊飯するだけで、炊き込みご飯になりますよ。
大豆の心地良い歯応えが、やわらかいご飯のアクセントに。
ほんのり甘くて、ふくよかなご飯に仕上がります
大豆は水で戻して、やわらかく煮なければ食べられないと思われがちですが、実は簡単な調理方法もあるのです。
一度作ってみると、その手軽さとおいしさ、しかも大豆の栄養を丸ごと摂取できる、栄養のバランスが良いレシピだと気に入って頂けると思います
ぜひお試し下さいね

豆腐の食育資格である「豆腐マイスター」を取得してから、出先で大豆を買うことが増えました。
大豆を買ってどうするかって?
もちろん、豆腐を手作りするのです



豆腐マイスター認定講座では、豆腐を「選ぶ・使う・作る」ことをしっかり教えてくれるため、取得してしばらく経った今でも、思い立ったら豆腐を作ることができます。
これが大変評判なのです

豆腐マイスターになるまでは、豆腐はお店で買う物、大豆は料理の一部に使う物だったのですが、今や豆腐は家で作る物、大豆は豆腐の原料にする物という認識に変わっています

そういう訳で我が家では、にがりと数種類の大豆を常備するようになりました。
大豆は、自分で購入することが多いのですが、豆腐を手作りするならと、知人から頂くことも増えました

大豆は品種や産地によって、味に差が出る物なので、その違いを楽しんでいる今日この頃です

しかし、ひとつ困ったことが。
豆腐を手作りするときの、作りやすい分量が大豆300gなのに対し、市販品の大豆は1袋250gの物が非常に多いのです

豆腐を作るために2袋購入し、中途半端に余らせてしまうループにはまります

そんなときよく作るのが、今回ご紹介する「大豆ご飯」です。
固いままの大豆とお米を一緒に炊飯するだけで、炊き込みご飯になりますよ。
大豆の心地良い歯応えが、やわらかいご飯のアクセントに。
ほんのり甘くて、ふくよかなご飯に仕上がります

大豆は水で戻して、やわらかく煮なければ食べられないと思われがちですが、実は簡単な調理方法もあるのです。
一度作ってみると、その手軽さとおいしさ、しかも大豆の栄養を丸ごと摂取できる、栄養のバランスが良いレシピだと気に入って頂けると思います

ぜひお試し下さいね


こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
季節の変わり目は、体調を崩しやすくなりますよね
ご自身の健康状態をチェックする方法は、舌の状態や顔色を見る、脈を測るなど様々ですが、もっとシンプルで分かりやすい方法があります。
それは、よく眠れているか?おいしくご飯を食べられているか?毎日お通じがあるか?の3つについて考えてみること。
なんとなく体調が優れないとき、原因は何か?と自問自答してみると、3つのうちどれかが欠けている場合があるのです
まずは快眠
ぐっすりと眠れた翌朝は、目覚めが良いことを実感しますよね
起床したばかりでも、身体はシャキッと、頭もすっきりしているように思います。
過度なストレスや心配事を抱えていると、眠りは浅くなりがちです
また、身体が冷えていると寝付きが悪かったり、途中で目が覚めたりしてしまうことがあります
そんなときは、睡眠前に安眠効果のある温かいなつめ茶や、ノンカフェインのお茶を飲んで、心身ともにリラックスするのがおすすめです

次に快食
自分に合った分量をおいしいと感じて食べているか?がとても大切です。
基本は、季節や自分の身体の状態に見合った食べ物を摂取すること。
冷えているか、ほてりがあるか、乾燥しているか、お腹(胃腸)の調子は?、食欲は?など、自分の身体の声に耳を傾けてみましょう
例えば、あまり食欲がなく、身体が冷えている場合は、いつものご飯をお粥や雑炊に変えるだけで、身体がおいしいと感じる食事になりますよ
最後は快便
理想は、毎朝お通じがあると良いですね。
排便には、やはり食事が大きく影響しています。
お腹が張っているときは、潤腸通便効果のある食材(松の実・アーモンド・ホウレンソウ・サトイモ・ダイコンなど)を献立に取り入れると良いでしょう
番外編として、朝のさわやかな空気を胸いっぱいに吸い込み、全身に酸素を送るイメージで深呼吸することもおすすめの健康法です
さて今回は、「豆のチャウダースープ」をご紹介します。
豆と季節の野菜がたっぷりの、栄養のバランスが良いスープです。
冷えた身体が温まり、一皿でお腹も満足させてくれますよ。
ぜひお試し下さい

季節の変わり目は、体調を崩しやすくなりますよね

ご自身の健康状態をチェックする方法は、舌の状態や顔色を見る、脈を測るなど様々ですが、もっとシンプルで分かりやすい方法があります。
それは、よく眠れているか?おいしくご飯を食べられているか?毎日お通じがあるか?の3つについて考えてみること。
なんとなく体調が優れないとき、原因は何か?と自問自答してみると、3つのうちどれかが欠けている場合があるのです


ぐっすりと眠れた翌朝は、目覚めが良いことを実感しますよね

起床したばかりでも、身体はシャキッと、頭もすっきりしているように思います。
過度なストレスや心配事を抱えていると、眠りは浅くなりがちです

また、身体が冷えていると寝付きが悪かったり、途中で目が覚めたりしてしまうことがあります

そんなときは、睡眠前に安眠効果のある温かいなつめ茶や、ノンカフェインのお茶を飲んで、心身ともにリラックスするのがおすすめです



自分に合った分量をおいしいと感じて食べているか?がとても大切です。
基本は、季節や自分の身体の状態に見合った食べ物を摂取すること。
冷えているか、ほてりがあるか、乾燥しているか、お腹(胃腸)の調子は?、食欲は?など、自分の身体の声に耳を傾けてみましょう

例えば、あまり食欲がなく、身体が冷えている場合は、いつものご飯をお粥や雑炊に変えるだけで、身体がおいしいと感じる食事になりますよ


理想は、毎朝お通じがあると良いですね。
排便には、やはり食事が大きく影響しています。
お腹が張っているときは、潤腸通便効果のある食材(松の実・アーモンド・ホウレンソウ・サトイモ・ダイコンなど)を献立に取り入れると良いでしょう

番外編として、朝のさわやかな空気を胸いっぱいに吸い込み、全身に酸素を送るイメージで深呼吸することもおすすめの健康法です

さて今回は、「豆のチャウダースープ」をご紹介します。
豆と季節の野菜がたっぷりの、栄養のバランスが良いスープです。
冷えた身体が温まり、一皿でお腹も満足させてくれますよ。
ぜひお試し下さい

