2020年11月の記事
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です

2020年は新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えました。その結果、韓国ドラマが人気を博し第4次韓流ブームが訪れています。第4次韓流ブームは韓国料理にも大きな影響を与え、さらに認知度が高まりました

お陰で今まで専門店でしか購入できないと思っていた韓国食品が、日本のスーパーでも手に入るようになりました

今日は韓国食材店やネット通販を利用しなくても、日本のスーパーで手軽に買い求められる韓国食品をご紹介致します


韓国の屋台料理として定番であるトッポッキ(またはトッポギ)。韓国名がそのまま使われているのは、日本で十分に広まっている証拠です。最初のブーム以来、レトルトのラインナップが増えています。また、トッポッキ用とスープ用の餅(トック)の単体商品は、作る側にとって嬉しいことです

なかでもスープ用がとても便利で、忙しい朝に前日に残ったスープやみそ汁にトックを入れて少し煮るだけで朝食の一品になります


日本のスーパーで購入できる粉唐辛子は一味が主流ですが、最近は韓国産粉唐辛子が売り場に並ぶようになりました。一味はわずかな量でピリッとした辛味があり、韓国産粉唐辛子は比較的甘味もあるので、小さじや大さじ単位で使うことができます。
韓国料理を一味で作ろうものなら辛すぎてお腹を壊す恐れがあります。韓国産粉唐辛子のお陰で適度な辛味と甘味のバランスの取れた韓国料理が作れるようになりました。

コチュジャンは第1次韓流ブームがあってから、認知度が高まった調味料です。いくつかの会社から出していますが、選ぶポイントは韓国メーカーの商品かということ。原材料を見てみると日本メーカーの場合、豆板醤に近いコチュジャンがあるのです。似て非なるものと言いますか、コチュジャンにはそら豆が入りませんので、この点をチェックして頂ければと思います


チヂミの粉とタレもスーパーでよく目にしますよね。韓国では雨が降ると、自宅にある食材でチヂミを焼く人が多いです。色々な野菜や海鮮、お肉など混ぜ込めば栄養満点のチヂミになりますから、チヂミの粉とタレを常備しておくと本当に便利です。タレはドレッシングにもおすすめですので、最後まで使い切れますね

今回は一部しかご紹介できませんでしたが、第4次韓流ブームをきっかけに、さらに多くの韓国食品が広まりそうです。
最後に本日のレシピをご紹介致します。プルコギの素を使った「プルコギチャーハン」です。今回は甘口の素にしましたが、辛い物がお好きでしたら、コチュジャンや韓国産粉唐辛子を少し足しても良いですね

こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです

お料理の味付け、意外と難しいと感じることってありませんか?
レシピ材料に少々、適量やひとつまみと記載してあると、どのくらい入れたら良いのか?迷うことありますよね

かく言う私も、塩などの分量を表記するとき、小さじ1/8と記載しても、作る方がかえって混乱するかな?と思い、少々・ひとつまみと記載してしまうことが多いのですが・・・

少々・ひとつまみの目安分量は下記のようになります。


人によって、指の大きさも違いますし、つまむ量も違うと思います。
まず、ご自分の指で少々やひとつまみを計ってみて、野菜炒めなどを作るときに加えてみましょう。
実際にやってみると、「このくらい入れるとこのくらいの味になる」と分かるので、味付けをするときの目安になります

また、お味噌汁を作るときは1人分の量を目安に作りましょう。


⇒味噌:大さじ1は18gなので、ご自身の持っている計量スプーンで「どの程度すくったら、15gになるのか?」計ってみると良いですよ

塩味の感じ方は人によっても違うので、基本の味で作ってみて、お好みの味に微調整をしてみて下さいね

今回は、きのこをたっぷり使った「きのことお豆の洋風雑炊」のレシピをご紹介します。ぜひお試し下さい
