料理家の先生がつづるお料理ブログ
料理家の先生が、レシピや料理の情報について、ブログを連載!毎週更新していきます。
レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」

ナスラックKitchenの「料理ブログ」で日々のお料理を楽しく!
「料理ブログ」では、料理の専門家による料理に関する豆知識や季節の食材などをご紹介しております。
また、ナスラックKitchenには多くの料理レシピを掲載していますので、ブログと合わせてご覧下さいね!

本田 朋美先生のブログ

こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。

日本では2年程前にパクチーブームが沸き起こり、関連商品が続々と開発されました
販路が拡大され、スーパーでもパクチーが買えるようになるなど、すっかり浸透しましたよねyes

パクチーはもともと、タイやベトナムなどの東南アジアでは古くからなじみのある食材で、中国では香菜(シャンツァイ)の名で親しまれています

中国には朝鮮族の自治区があり、食文化は中国と朝鮮の影響を両方受けているため、パクチー料理は韓国以上にバラエティに富んでいるのです。

朝鮮半島においても、パクチーの歴史は古く、約1,000年前の高麗時代に中国から伝わったと言われています。



人によって好き嫌いが分かれる野菜ではありますが、中国に近い北朝鮮や韓国の北部では、キムチにして食べることが多い食材です。

仏教思想に基づいた韓国の精進料理では、ニラ、ネギ、ニンニク、ノビル、ラッキョウに似ているツルボは五辛菜(オシンチェ)と言って、食用が禁止されています。
お寺では食事のことを供養と言い、五辛菜を供養すると口の周りに鬼がしがみつくと伝えられてきました

五辛菜の強い香りや含有成分は、食欲をかき立てられ強壮剤となるので、修行者にとっては邪魔者扱いです。
しかし香りが強くても、パクチーについては制限がなく、お寺の畑で栽培されることもあります
 

以前、精進料理を学びに韓国南部の寺を訪問したとき、ピリ辛のドレッシングで和えたパクチーの混ぜご飯を頂きました。
ドレッシングの酸味、辛味、甘味、塩味のバランスが絶妙な上、鼻を抜けるパクチーの香りでいくらでも食べられましたよ

その他、パクチーと牛肉の炒め物や、ネギの代わりにパクチーを入れた牛肉スープなどが定番で、お肉との相性が良いのだと思います
過去に私が紹介した「サムギョプサルとパクチーの和え物」もお肉との組み合わせでした。こちらもオススメですよ
 

さて今回は、「パクチーチヂミ」をご紹介します。
チヂミの生地は少なめにして、パクチーのおいしさを存分に味わえるレシピです。
干しエビが味のアクセントになって、香ばしさもありますよ。
パクチー好きの方には、ぜひ一度作って頂きたい料理です




レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」でパクチーチヂミのレシピをチェック!

本田 朋美先生

前へ ブログ一覧ページへ戻る 次へ

このページのトップへ

関連施設検索

  • クックドア
  • マーケットピア スーパー
  • 食料品会社検索
  • 製菓衛生士 専門学校検索
  • 調理師 専門学校検索
  • 栄養士 専門学校検索

関連ブログ

  • グルコック
  • グッドショッピング お買物サポートブログ
  • お買物ブログ

お役立ちコンテンツ

  • ナスラックKitchen
  • 動画でレシピチェック
  • 料理de英会話レッスン

グループサイト

  • 東建コーポレーション株式会社
  • ナスラック
  • ハートマークショップ
ナスラックKitchenの「料理家の先生がつづる料理ブログ」は、料理家の先生が料理(レシピ)キッチンに関するお役立ち情報をつづるブログです。
旬の食材を活かしたレシピや、食材の活用法、料理でのおもてなし作法など、料理に関する情報を発信しています。料理家の先生方の個性が織りなす多彩なブログをお楽しみ下さい。
料理好きな方だけでなく、これから料理を頑張りたい方も、ぜひ「料理家の先生がつづる料理ブログ」をご愛読下さい。