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管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。

年末からお正月にかけてご馳走が続き、胃腸の疲れが出ているという方も多いのではないでしょうか?

そんなときにオススメなのが、「ダイコンおろしを使った料理」です

今回は、「ダイコンの辛味の秘密、ダイコンの栄養素や消化酵素、調理のポイント」などについてご紹介しますenlightened

 
ダイコンおろしと言えば、ピリピリとした辛味が特徴的ですよね
ダイコンを生でそのまま食べても、さほど辛くありませんが、ダイコンおろしにすると辛く感じるのはなぜでしょう

ダイコンおろしの独特の辛さは、イソチオシアネートという成分によるものです。ダイコンの細胞が破壊されることで、化学反応によりイソチオシアネートが生成されるのですheart

イソチオシアネートの素となる成分は、根の先端に多く、葉に近いほど少ないため、ダイコンの部位によって辛さが変わります

辛いダイコンおろしが好きな方は、ダイコンの根に近い部分を
辛いのが苦手な方は、葉に近い部分をダイコンおろしにすると良いでしょう
 
次に、ダイコンに含まれる栄養成分についてご紹介します!enlightened

ダイコンには、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼが含まれていますheart

「胃もたれにはダイコンおろしが良い」と聞いたことがある方もいるのではないかと思いますが、これはジアスターゼに消化を助ける作用があるためです

「ご飯+たくあん」「おもち+ダイコンおろし」といった食べ合わせも、理にかなっていますbroken heartenlightened

そしてダイコンの葉の部分には、βカロテン葉酸、ビタミンC豊富です
カリウムカルシウムなど、不足しがちなミネラルも含まれているので、ダイコンを購入する際は、葉付きの物がおススメです

その際、葉は鮮やかな緑色で、みずみずしい物を選びましょう
ひげ根は少なく、重みのある物がおすすめです

葉付きダイコンを購入した際は、葉と根を切り分けて別々に保存しましょう。

根は丸ごと新聞紙などで包み、冷暗所で保管します。内部が割れないように、切り口をラップで覆って保存して下さい。

葉は、保存袋に詰めて冷蔵庫に入れて下さい。
細かく刻んで、じゃこやゴマと一緒に炒め、ご飯のふりかけにするのがオススメです

ダイコンは部位によって味が違うため、その特性を活かして調理すると、よりおいしく頂けます

・葉に近い部分は、辛味が少なく固めなので、サラダ向き
・中間部分は、甘味がありやわらかいので、おでんや煮物向き
・根の先に近い部分は、辛味が強いので、ダイコンおろしや漬物向き

さて、今回のレシピはダイコンの酵素がお肉をやわらかくし、さっぱりと頂ける一品の「牛肉のダイコンおろし丼」をご紹介します。

胃腸を労わりたい方も、ぜひ作ってみて下さいね



レシピ検索サイト「ナスラックKitchen」で牛肉のダイコンおろし丼のレシピをチェック!

吉田 由子先生

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