2019/01/31
こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
甘味料と言えば「砂糖」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

韓国に砂糖が伝わったのは、600年ほど前の高麗時代末期

宋からの輸入品だったと言われています。当時の砂糖は高価だったため、貴族階級の嗜好品でした。
砂糖が入る前から使用されていた甘味料は、主にハチミツです

ハチミツは薬になると考えられていたため、砂糖と同様に貴族階級が愛用していました。その他に、水飴のような物もあったとされています

現在韓国で、健康に気を遣う方が調味料として砂糖の代わりに使用しているのが「米飴」です


米飴は麦芽と米で作るので、素材の自然な甘みが感じられるからです




・麦芽・・・100g
・米・・・2合
・水(炊飯用)・・・米を炊く分量
・水(炊飯後用) ・・・500ml

米飴は煮物やきんぴらに入れると照りが出て、よりおいしそうに見えますよ

日本でも米飴は市販されているので、作る前に先ずは購入して料理に試してみても良いかもしれません

本日のレシピは米飴を利用した「豆腐の甘辛揚げ(トゥブカンジョン)」です。韓国のお寺では良く食べられている料理なんですよ

皆様も、ぜひお試し下さい


