2019/03/19
こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
今、とある大学漕艇部のダイエットコーチを担当していて、スポーツ栄養とかかわることが多くなっている今日この頃。
栄養研究は日進月歩のため、様々な情報が飛び交い、何が正しい情報なのか判断が難しい場合がありますね。
そこで本日は、タンパク質の摂取に関して注目してみたいと思います。
10年以上前の話にはなりますが、アスリートは体重1kgあたり、3g以上のタンパク質が必要であると言われていて、スポーツや運動をするには、タンパク質=肉をたくさん食べなくてはいけないと言うイメージが付いていました
タンパク質を過剰に摂取して筋力トレーニングを行なっても、タンパク質の合成は上昇せず、タンパク質の酸化が増加してしまうことが分かってきています。
また、利用されないアミノ酸を分解する過程で、腎臓や肝臓に負担がかかるとも言われています
以上のことから、タンパク質は一度に大量摂取しても消化吸収しきれず、脂肪として蓄積されてしまう場合があるので、1日の中で分けて摂取することが望ましいのです
タンパク質の摂取量に関しては、「トレーニング」、「運動の量」、「強度」、「時間」、「頻度」、「試合期間」など、環境要因を考えた上で、調整していくことをおすすめします
タンパク質には、動物性由来の物と、植物性由来の物があります。
どちらにも偏りがないように、両方を組み合わせて摂取量を満たしましょう

同じ肉でも、豚肉はビタミンB1、鶏ささみは高タンパク、低脂肪が含まれているなど、それぞれ栄養組成が異なります。
また、大豆とひよこ豆を比べると、大豆は脂肪分が多く、ひよこ豆は糖質が多いので、大豆の方がお腹が張りやすくなるのです。
食材はそれぞれもっている力(栄養素)が異なるため、何かに偏った摂取は控え、満遍なく摂るように心がけましょう
料理の味に飽きることがなく、元気でパワーのある身体をつくることができますよ
さて、今回のレシピは野菜にあんをかけて頂くお料理「チキンの野菜あん和え」をご紹介します。
皆様も、ぜひお試し下さい


