こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
春野菜がおいしい季節になりました

栄養価の高い旬の野菜は、おいしいだけでなく、お財布にも優しいため、頻繁に食卓にあがると思います

「いつも同じような調理法になってしまう」など、お料理のマンネリ化にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、スパイスと、その活用方法についてご紹介します


◆クミン
近年注目されているクミンは、カレーでお馴染みのスパイスです。
消化促進、食欲増進の効果が期待できると言われ、とても香り高く、ひとつまみ加えるだけで、ぐっと料理がランクアップ

油でクミンを炒めて野菜を加え、最後に塩で味を調えれば、簡単にスパイス炒めが完成します。チーズとよく合うため、「チーズトースト」にクミンパウダーをふるのもオススメです

◆コリアンダー
コリアンダーの葉は、日本ではパクチーと言う名前で親しまれています。
パクチーはクセが強く好き嫌いが分かれますが、実であるコリアンダーは、クセがなく柑橘系の香りが特徴です

消化促進、発汗作用、調整作用などが期待できると言われ、クミン同様に炒め物やサラダにかけるのもオススメです。
また、「焼きそば」の仕上げにふりかけるとコクが深まります。
◆ジンジャー
日本でもおなじみのショウガ。
冷え対策に取り入れている方もいらっしゃるでしょう

日本では、生の物を料理に使うことが多いですが、西洋では、乾燥させた物をお菓子などの甘い物に使う習慣があります。
お馴染みの「ショウガ焼き」、ジンジャーパウダーやチューブ入りのショウガを使って、手軽に「ジンジャーティー」にしたり、「フレンチトースト」に加えたりするのもオススメです

◆ターメリック
日本人には馴染みのあるスパイスで、カレーの色付けに使われ、ウコンとも呼ばれています。
根を乾燥させてパウダーにした物を使うのが一般的。
肝機能の改善や、消化不良の改善効果が期待されています。
「チキンソテー」や「魚のムニエル」など、いつもの味付けにターメリックを加えると、風味がアップし、ワンランク上の味に

また、「パエリア」を作る際、サフランの代わりにターメリックで色付けすることもできます。
◆シナモン
甘い香りが特徴のシナモンは、和洋問わずお菓子によく使われます。
果物とも合い、特にリンゴとの相性は抜群

シナモンは、身体を温め、血液の循環を良くする作用が期待できると言われています。
「アップルパイ」や「焼きリンゴ」などのリンゴを使ったスイーツの他、シナモンスティックをミルクティーに入れる、「シナモンティー」も手軽にできるのでオススメです。
さて、今回のレシピは、旬の春野菜とスパイスを使ったインドの浅漬け「春野菜のアチャール」をご紹介します。
皆さんもぜひお試し下さい

