こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
だんだんと暑さが厳しい季節になってきました
この季節、暑さ対策と共に心がけたいことが熱中症対策ですね。
体内の水分は、身体の約60%を占めており、体温調節、栄養・酸素の運搬、老廃物の排出と、身体維持に欠かせない役割を担っています。
1日約2.5Lの水分を排出し、摂取することで、体内の水分バランスを保っているのです。
水分と言っても、体内の水分(血液や体液)には、ナトリウム、クロール(塩素)、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質が含まれています。
なぜ身体が脱水状態になったときに、水を補給するだけでは脱水症状を緩和できないのかと言うと、「体内の水分内容」が大きくかかわっているからです。
電解質濃度を適正なレベルで摂取しないと、水中毒(低ナトリウム血症)になってしまう危険があるのです
日常の生活レベルであれば、「喉が渇いたな」と思う前に水分をこまめに服用することで、体内の水分バランスは保たれます。
しかし、外での作業やスポーツなどで汗を多くかくような状態のときは、汗と共に体内の電解質が排出されてしまうので、適度な塩分を一緒に摂取するように心がけましょう
脱水症状の改善や治療のための「水分補給液=経口補水液」の組成をみると、ナトリウム(塩)とブドウ糖(糖分)が主原料に含まれています。
ナトリウムには、「体内に水分を保持する役割」が、ブドウ糖には、「小腸でのナトリウムと、水分の吸収を促進させる役割」があります。
家庭で作る場合は、レモン汁を加えると飲みやすくなりますよ
また、たくさんのスポーツドリンクも市販されていますね。
スポーツドリンクは糖分の割合でアイソトニック系(糖6%)、ハイポトニック系(2.5%)と種類が分かれるので、運動の状態に合わせて選択すると良いですね
夏野菜には、水分やカリウムが含まれている物が多いので、日々の食事では、夏野菜をしっかりと取り、小まめな水分補給を心がけ、暑い夏を元気に乗り切りましょう
さて、本日ご紹介するレシピは、ソテーした野菜にホールトマト缶を加えてつくる一品、「トマトの冷たいスープ」です
皆さんも、ぜひお試し下さい
