こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
最近、色鮮やかな食材が、インスタ映えなどの観点から注目されています。
そのなかでも、赤紫色で鮮やかな色合いが特徴の「ビーツ」と言う野菜は、華やかさ、可愛さを演出できる食材として、特に女性に大人気

女性に嬉しい栄養素が含まれているなど、見た目だけでなく、実は栄養面でも注目されている食材なのです

そこで、今回のブログは、ビーツの旬や栄養価、定番の調理法からトレンドメニューまで、「ビーツの魅力」についてご紹介します



その見た目から、カブの仲間と勘違いされがちですが、実はホウレンソウの仲間で、特有の甘みと香りがあります。
下ごしらえした物を、サラダや酢漬けにしたり、皮を厚くむいて薄く切れば、生食も可能です。
ロシア料理のボルシチでは、欠かせない食材であり、リゾットやパスタなど、イタリア料理にもよく使われています。
日本でのビーツがおいしい時期は、6〜7月と10〜11月。
色は赤が一般的ですが、外皮がオレンジ色で中身が黄色い物もあります。
ビーツは、ショ糖を多く含むため、野菜の中では高カロリーですが、むくみ防止が期待できる「カリウム」や、貧血予防に良いとされる「葉酸」など、特に女性がしっかり取りたい栄養素が豊富に含まれているのです

また、赤い色素は、抗酸化作用が期待できる成分なので、美容が気になる女性に嬉しい食材と言えるでしょう。

皮付きのまま、かぶるくらいの水を入れ、塩と酢を加えて竹串がすっと通るまで、弱火で30分程度ゆでます。
ゆであがったら、皮をむき、スライスして調理します。
下ゆでの替わりに、皮付きの物をホイルに包み、180度のオーブンで40分焼く方法もありますよ

定番は、ボルシチやシチューなどの煮込み料理。
サラダや酢漬けの場合は、少し硬めにゆでておきましょう。
ミキサーにかけてスープにすると、ピンク色が際立って可愛い印象の一品に

最近では、他の野菜や果物と合わせて、スムージーにするのも一般的です。
インスタ映えを狙った、ピンク色のパンケーキや、ジェラートなどのスイーツも大人気ですよ

ビーツを使った、ベーグルやフォカッチャ、ラテなどのドリンクも注目されています

さて、今回のレシピは、ビーツと旬野菜を使った、これからの季節にぴったりの「ビーツの冷製スープ」をご紹介します

テーブルがパッと華やぐ一品で、ホームパーティーにもオススメのスープです

皆さんも、ぜひお試し下さい

