こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
レシピ通りの食材を使い、レシピ通りに作っても、思ったような味に仕上がらないことってありませんか?

レシピは、どんな食材や調味料で、どんな風に作るのか?という参考にはなるのですが、やはり最後はご自分の「五感」が頼りだと思います。
五感には、「視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚」がありますが、料理はまさに、この五感がフル活躍しますよ。


炒め始めは、ツンとした匂いがありますが、炒め具合が進むと色が透明になり、匂いは甘い香りに変わってきます。
切り方や火加減により、調理時間は変わってきますので、状態を目で見て、匂いを鼻で嗅ぎ、木べらで触感の違いを確かめる必要があります

火加減の調節具合は、炒める音で確かめることができますね

普段何気なくやっていることかもしれませんが、食材の状態、変化を見ながら料理を仕上げていくと、深みのある、ひと味違ったおいしさに仕上がります


料理(調理)とは、自然の理(ことわり)の調和を図る(はかる)と言う意味があります。
気持ちが味にも出ると言われますが、やはり穏やかな気持ちで作ると優しい味に仕上がる気が致します。


食材本来のおいしさ、作り手の想いなど、料理から伝わってくるおいしさ以上のものを感じることができ、「ごちそうさま」をしたあと、心と身体が本当に満足していることを実感できますよ。
さて、本日のレシピは、フレッシュな野菜と一緒に和えて頂く、さっぱりとしたそば料理、「彩り和えそば」をご紹介致します。
皆さんも、ぜひお試し下さい

