こんにちは!料理家のひろろこと竹内ひろみです。
何かお料理やお菓子を作ろうと思いレシピを検索すると、「同じレシピなのに微妙に材料や配合が違う!?」ということってありませんか?
それは、食材の特性や性質により、できあがりの食感などに違いが出るから。
自分にとっておいしいなと思える配合を覚えておくと、失敗することなく、お好みの味に仕上げることができますよ






例えば、「おはぎ」をもち米のみで作ると、粘りけの強い仕上がりになりますが、もち米にうるち米をプラスし、その量を加減すれば、食感に変化を付けることが可能です


粉類は、小麦粉に含まれるたんぱく質(グルテン)の質と量によって、強力粉、中力粉、薄力粉に分けられ、一般的には以下のように使用されます。
■強力粉:パン、パスタ、餃子の皮など

■中力粉:うどんやそうめんなどの麺、たこ焼き、ビスケットなど

■薄力粉:お菓子やケーキ、また、てんぷらやお好み焼きなど


強力粉で作れば、ずっしりとした重みのある、もっちり感のあるピザができ、薄力粉を使えば、ふっくらとしたやわらかい軽いテイストの仕上がりになります。
また、発酵した生地は、強力粉だけを使用すると生地の弾力が強いため、伸ばしても縮みやすくなりますが、薄力粉のみで作ると、生地の弾力がなくなります。
食材の特性を知って、自分の好みの配合で作ってみると、お料理の世界が広がって楽しいですよ

さて、本日のレシピは、油で揚げないソフトな食感の一品、「オーブン焼きチュロス」をご紹介致します

皆さんも、ぜひお試し下さい

