2020/05/15
こんにちは!
料理家のひろろこと竹内ひろみです

「和食」は、「ユネスコの無形文化遺産」に登録されていることは、皆さんご存じのことと思います。
和食と言うと料理のイメージが強いのですが、この登録にあたって和食は、「伝統的な食文化」として登録されています

世界の国々をみると、その国独自の文化、環境と料理が結び付いていることが多いようです

「和食」も例外ではなく、日本独自の伝統や行事、山や海に囲まれた自然環境などが土台となっています。

健康志向が強まるな中、一汁三菜を基本とする献立スタイルも見直されてきていますね。
一汁一菜とは、「ご飯、味噌汁、漬物」を原点とする食事の型で、栄養のバランスが摂りやすい献立スタイルです

◆主食/エネルギー源の炭水化物
◆汁物/水分補給もかねて味噌汁やすまし汁など
◆三菜/おかず
主菜1品(たんぱく源)、副菜2品(ビタミン、ミネラル、食物繊維)が好ましいですが、全部揃えるのが難しい場合は、一汁一菜でも二菜でもOKです

毎日の献立を考えるのは大変ですが、一汁一菜をベースに考えると、和食以外にも応用ができるので、とても便利な献立方法ですよ。
さて、和食ならではの作法である、食前の「いただきます」、食後の「ごちそうさま」は、感謝の気持ちを伝える素敵な言葉です。
和食は健康面だけでなく、心を育む大切な役割を担っているのですね

また、和食の「和」には、調和や協調といった意味があります。
豊かな自然、季節の移り変わりと共に育まれてきた和食

和食には、「おもてなし」の心に裏打ちされた相手への気遣いなど、ほっこりと心が和む要素がたくさん含まれているのかもしれませんね

本日のレシピは、カリっと揚げた高野豆腐にフレッシュな野菜を組み合わせた一品、「揚げ高野豆腐のサラダ」をご紹介致します

皆さんも、ぜひお試し下さい

