2020/06/17
こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です

日に日に日差しが強くなり、日焼けが気になる季節になってきました

今年の夏は、例年に比べて海などへ外出する機会が少なくなるかもしれませんが、日常の買い物でもしっかり日焼けをしてしまいますよね。
野菜やフルーツに含まれるビタミンA、C、Eは、紫外線による身体の酸化ストレスから身体を守る抗酸化作用が期待できますので、日々の食事でしっかり摂りたい栄養素です。
ただし、日本人は「フルーツ=食後のデザート」と言う位置づけが強いため、先進国の中では最低水準の消費量となっているようです

公益財団法人中央果実協会の「平成30年度果物の消費に関するアンケート調査報告書」の結果を見ると、フルーツを1日平均200g食べていると答えた割合は16.1%という結果でした。
フルーツの消費量が少ない理由としては、「値段が高く食費に余裕がないから」と言う理由が最も多くなっています。
その他、以下のような回答も見られます。
・一度にそんなに量を食べられないから
・他に食べる食品があるから
・食べるまでに皮をむくなど手間がかかるから

以下、農林水産省HPより引用
「毎日果物200グラム運動」とは、日本人の毎日の食生活に果物を定着させるために、果物の小売業者、生産団体、その他の関係機関等が、各々独自の果物の販売活動や果物に関する知識の普及啓発活動に際し、毎日果物200グラム運動の指針やホームページの情報を活用することで、全国が一体となり果物の消費拡大を図るための運動です。
では、フルーツ200gとはどのぐらいの量なのでしょうか?
■温州みかん/2個
■りんごやなし/1個
■ぶどう(デラウェア)/2房
■キウイフルーツ/2個
■グレープフルーツや夏みかんはっさくなど/1個
■バナナ/2本
もちろん組み合わせて食べても良いのですが、なかなかこれだけのフルーツを買い揃えて毎日食べるのは大変ですよね。
そこでお勧めしたいのが「冷凍フルーツ」

皮ごと食べられるブドウやパイナップル、イチゴなど、スーパーやコンビニでたくさんの種類の冷凍フルーツが並んでいて、選ぶのが楽しくなってしまうほど種類が豊富です。

冷凍フルーツのメリットは、皮むきやカットの手間が必要なく、長時間の保存が可能なので、食べたいときに必要なだけ食べることができるということです。
それぞれ旬の新鮮なうちに冷凍していることも多いので、ビタミン類が豊富で、食物繊維も摂ることができますよ

果物の自然な甘さでおいしく頂けますし、果物の種類にもよりますが、平均して100gあたり100Kcal前後と、低カロリーなのも良いですね。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトに入れたりスムージーにしたり、お菓子作りにプラスするのも楽しいですよ。
これからの季節は、冷凍フルーツをコップに入れて、無糖の炭酸水やお酒を注いだドリンクにするのもオススメです

ちなみに、ご自宅で冷凍フルーツを手作りする場合は、まず水気を拭き取ります。
フルーツを食べやすくカットしたら、ステンレスなどのバットにいれて、フルーツ同士の間隔を開けてから冷凍庫に入れます。
ある程度固まったところでチャック付きの保存袋に保存すると良いでしょう

この夏は冷凍フルーツをぜひお試し下さいね。
今回のレシピは、アメリカで大流行した冷凍フルーツとヨーグルトを使ったヘルシーなデザート、「フルーツヨーグルトバーク」をご紹介致します。
見た目がおしゃれなので、SNS映えもバッチリですよ。
ぜひお試し下さいね

