2020/07/08
こんにちは。
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です

例年ですと、夏は全国各地で海水浴やプール、花火大会、お祭りとイベントが盛り沢山の季節ですが、今年は海開きや開催を控えるイベントが多くなるようですね。
先日の自粛期間中は、ニュースなどで「おうちいちご狩り」や、電車のおもちゃを使った「おうち回転寿司」など、各家庭が様々な方法で生活を楽しむ工夫が紹介されていました。
夏のイベントのお楽しみと言えば、お祭りの「屋台フード」

お祭りでは、歩きながら食べやすくするため、フランクフルトやわたあめ、焼きとうもろこしやイカ焼きなどは、「串」に刺して提供されていますね。
「串」と一言で言っても、形や素材、長さも様々で、どれを選べば良いのか迷ってしまうほど種類が豊富です。
そこで今回は、おうち屋台フードを演出する「串」についてご紹介します


大辞林第三版によると、「串」とは先端の尖った鉄、竹、木などの細い棒のことを指し、魚介、肉、野菜、だんごなどを刺してあぶったり干したりするのに使う物と解説されています


■素材の形を整えるため
■串を打つことにより、火のあたり方(距離や位置)を調節できるため
■(金串の場合)熱せられた串を通して内側から加熱することができるため
100円ショップでも屋台フードに使える「串」が豊富に揃っており、上部の画像で右から順に、「金串」、「丸竹箸」、「鉄砲串」、「竹串」になります。

ただし、熱を通しやすいということは、持つ部分も熱くなってしまいますので、熱い状態のまま握らないように注意が必要です

ちなみに、金串に付いているリングは飾りで「アットレー」と呼ばれています。

長さが15cm程度で、フランクフルトやキュウリの一本漬けなどを作るときに使いやすい長さであることと、先が丸いのでお子様にとって比較的安全なので使いやすくオススメです。
同様にりんごあめやはしまきなどは、一般的に「割り箸」が串の代わりに使われます




食べ物を刺す以外にも、ケーキの火の通りを確かめたり、チャーシューなどの塊肉を調理するときに、肉の表面に穴を開けて味を染み込ませやすくするなど、用途は様々です。
他にも、「田楽串」や、「ぎんなん串」など、様々な串がありますので、用途に合った「串」を使って様々なお料理に役立てたり、お祭り気分を味わって下さいね

さて、今回のレシピは、九州や中国地方のお祭りの定番屋台フード、「はしまき」をご紹介致します

手軽に作ることができるおうち屋台フードでお祭り気分を味わいましょう

