こんにちは!料理研究家のひろろこと竹内ひろみです。
先日、ずっと行ってみたかったお店に、仕事の打ち合わせがてら行ってきたのですが、期待を裏切らないおいしさに大満足
おいしさもさることながら、「お待たせいたしました!」と出てくる料理の見た目が、とっても美しい
どれも、これも、思わず「わーーー!素敵!カワイイ〜」と言ってしまうものばかりでした
実は、彩りってただ、見た目がよくなるだけでなく、色をある程度揃えると栄養のバランスも摂れるので、とっても大切な要素なんですよね。
そこのレストランで最初に出てきたのが、五色の前菜盛り合わせ。
赤:人参のラペ、白:カリフラワーのお料理、黄:卵料理、緑:ブロッコリーのお料理、黒:しいたけのグリルマリネ。
薬膳で言われている五色(赤、白、黄、青[緑]、黒)が、きれいにお皿に勢ぞろいしていました
中国の伝統医学では、食べ物の色が身体のそれぞれに対応する臓器に対して、有効に働き、色にも薬効があると考えられているのです。
ひとつ、ひとつの効果効能を覚えるのはちょっと大変なのですが 、色を少し意識することって、栄養バランスのいい献立づくりのヒントになりますね 。
そうそう、日本の精進料理も五色を基本にしているとか。
お肉やお魚など使わない、限られた食材で作る精進料理。
味や見た目で変化を付けることで、豊かな食卓が演出できます