こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
3月から、韓国料理に関する記事を担当することになりました。
どうぞ、宜しくお願い致します!
2002年の日韓共催FIFAワールドカップ、2003年に「冬のソナタ」が日本で放映されたことで韓国ドラマ人気に火がつき、2010年辺りから続くK-POPブームのお陰で、さらに韓国に関心を持つ方が多くなりました
韓国への旅行客も、急増していますよね!
韓国旅行での楽しみのひとつに、食べ物が挙げられます。
食堂に入ると、必ず出される副菜の数々。
副菜はどれも無料で、おかわり自由です。
日本のレストランのシステムとは、大きく違いますよね?
どのお店も、メイン料理で勝負しているのです。
韓国では、日本の韓国料理店とは違い、専門店が多いのが特長です
そしてお店によっては、2人前以上で頼まなくてはなりません。(特に焼肉)
韓国では、ひとりご飯の場所が限定されています。
韓国では個食が敬遠されていて、家族、恋人、会社の仲間、友だちと一緒にご飯を食べることが大切だからです
韓国では「ご飯食べた?」という言葉が、挨拶として使われます。
この挨拶は、貧しくて十分に食べられなかった時代の名残で、現在でもごく自然に引き継がれています。
だから、待ち合わせの挨拶が「ご飯食べた?」なのです。
もし相手が食事をしていなかったら、食堂へ直行です。
食はコミュニケーションツール。
人と食事の時間を共有してこそ、おいしさを堪能できるのです。
そうは言っても、これは韓国事情ですよね。
日本人が韓国でひとり旅をした際に、食事を楽しめる場所はあります。
・フードコート
・ファーストフード
・チェーン店
・参鶏湯(サムゲタン)屋
・麺料理屋 などなど。
私が仕事で韓国へ行く場合、参鶏湯(サムゲタン)屋に行く確率はとても高いです。
韓国旅行は友だちと行く楽しさも、ひとりで行く醍醐味もあるんですよ