こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
「タッカンマリ」と言う、韓国料理をご存じですか?
タッカンマリとは、韓国語で「鶏一羽」と言う意味。
名前の通り、丸鶏を使った鍋にあたります。
ソウルには、衣料品を専門に扱うビル街の東大門市場があります。
この市場の近くに「タッカンマリ横丁」があり、連日観光客で大にぎわい
タッカンマリは、韓国人よりも日本人の間で人気の高い鍋なのです。
その理由は!
タッカンマリ横丁が、ガイドブックに必ずと言ってよい程、掲載されているから。
韓国人でタッカンマリを知らない方は、結構いらっしゃるんですよ。
そこで今日は、タッカンマリの食べ方をお伝えしたいと思います。
お店で注文すると、鶏一羽の入った大鍋が出てきます。
下ゆでされていますので、鍋が温まると、お店の方がキッチンばさみで鶏肉を切り分けてくれます。
この間に、タレを自分で用意します。
テーブルに唐辛子ペーストのタデギが置いてあります。
このタデギが、タッカンマリの味を左右するんですね
取り皿に、タデギ、しょうゆ、酢、からし、鶏のスープを加えて好みの味にしましょう。
お店の方のゴーサインがでたら、鍋から鶏肉を取り出してタレに浸けながら召し上がって下さい。
一度食べたら、やみつきですよ!
白菜キムチを途中から鍋に入れると、味の変化が楽しめます。
最後のシメは、うどんで。鍋に入れて、しばらく煮込みましょう。
鶏のスープをしっかり吸い込んだうどんは、本当に美味
ソウルに行かれたら、ぜひタッカンマリ横丁に足を運んでみて下さいね。
では、今日は手軽に作れる「タッカンマリ」のレシピをご紹介致します。
ご家庭で丸鶏を扱うのは大変なので、鶏もも肉、手羽先、手羽元を使いました。