こんにちは料理家の野上優佳子です。
「パイナップル」が出回り始めました。
国内産のパイナップルは、今から盛夏が旬
何とも言えない甘い香りに、思わず手が伸びてしまいます。
フルーツそのものでもおいしいですが、特にお肉との相性は抜群。
子供の頃は、酢豚やハンバーグにパイナップルの組み合わせが苦手だったのですが、今は大好き!
甘さと酸味がたまりません〜
この組み合わせ、味の相性だけでなく、食べ合わせとしても理にかなっています。
よく、肉の下ごしらえにパイナップルを加えると肉がやわらかくなる、と言います。
パイナップルには、「ブロメライン」というたんぱく質分解酵素が含まれていて、これが肉のたんぱく質を分解する働きをします。
また、お腹の中に入ると、消化も助けてくれます。
まさに一石二鳥ですね
ちなみに、ブロメラインは熱に弱いので、肉に加えるとやわらかくする力があるのは、生のパイナップル。
加熱処理されている缶詰では、効果は期待できません
さて今回は、「パイナップルチャーハン」をご紹介します。
果実はもちろんですが、葉や皮の部分も器に見立てて使います。
見た目も華やかで、ちょっとしたおもてなしにもぴったり
ぜひお試し下さいね。