こんにちは、料理家の野上優佳子です。
7月10日は、納豆の日。
7(なな)10(とお)で、納豆。
それにしても、この○○の日、語呂合わせというかダジャレというか、多いですねえ (笑)
納豆は、日本で古くから食される発酵食品の代表格。
起源は諸説ありますが、江戸時代には一般的に食されるようになったようで、町を納豆売りが売り声と共に天秤棒を担いで売り歩いたことが、様々な文献に残されています
朝にやってくる納豆売りは、林芙美子「放浪記」の一場面にも登場します
昭和の日常風景として、東京の下町でも昭和40年頃まで見られたそうですよ
さてこの納豆、発酵食品ではありますが、もちろん賞味期限があります。
賞味期限とは、「開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限」を示したもの。
この期間を過ぎると、納豆菌の分解が進み、匂いがきつくなったり、糸の引きが弱くなったりという現象が起きます。
ちなみに、賞味期限を過ぎた納豆の表面に白いブツブツが出ることがありますが、これはアミノ酸の結晶。
食べても害はないそうですが、味は格段に落ちるので、やはりおいしく頂くのは、賞味期限内が良さそうです。
さて今回は、この納豆にチーズを合わせたコロッケをご紹介
えええっ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これがおいしいんです、ほんと
いつもと違う食べ方で、レパートリーをぜひ増やして下さいね。