こんにちは!
料理研究家の吉田由子です。
今年の秋に、「芋掘り」を楽しまれた方も多いのでは!?
芋掘りでおなじみなのは、「サツマイモ」や「ジャガイモ」ですね。
サツマイモの旬が過ぎると、次は「山芋」が旬を迎えます。
今回は、冬に旬を迎える「山芋」についての豆知識をご紹介します。
「山芋」とは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の栽培作物で、世界に600種類もあります。
形によって、「長芋」・「いちょう芋」・「つくね芋」などと呼び分けられています。
「長芋」は、日本で栽培されている山芋の3分の2を占めている、1番ポピュラーな山芋なんです
「長芋」は、水分が多く粘りが少ないので、サクサクとした歯ごたえを楽しめます。
とろろにするよりは、短冊に切って和え物などにするのが、おすすめです。
「いちょう芋」は、手のひらのような形をしており、粘りが強いのでとろろに最適です。
「つくね芋」は、ごつごつとした丸い形をしており、山芋の中で最も粘りが強く、とろろや揚げ物にされます。
また、かるかんなどの和菓子の材料にも使われます。
「長芋」には、ビタミンB1・B2・C・カリウム・食物繊維が豊富に含まれています。
これからの季節に、ありがたい食材ですね