こんにちは!韓国料理研究家の本田朋美です。
韓国には、ひとつの料理を専門的に扱うお店が、ひとつのエリアに密集し、グルメ横丁を形成しています
例えば、ソウルの東大門(トンデムン)には、タッカンマリという鶏一羽の鍋料理の店がずらっと軒を連ねているんですね。
面白いことに、ほとんどのお店がお客さんを呼び込むために、自分の所が「元祖」だと看板を掲げています
なぜこのような現象が起こるのでしょう?
それは、1店舗が成功すると他の人たちが追随して、同じエリアに同じメニューのお店を構えるからです。
結果、グルメ横丁が誕生しました
では、タッカンマリ横丁の他に、ソウルで有名なエリアと料理をご紹介致しましょう。
武橋洞(ムギョドン) タコ炒め(ナクチ)
新沙洞(シンサドン) ワタリガニのしょうゆ漬け(カンジャンケジャン)
奨忠洞(チャンチュンドン) 豚足(チョッパル)
新堂洞(シンダンドン) 餅炒め(トッポッキ)
麻浦(マポ) テジカルビ&味付け焼肉(チュムルロク)
上記以外にも、まだまだあります。
ただ、グルメ横丁に行っても、どのお店に入ればいいのか迷いますよね?
もし行列ができているお店があったら、ぜひそこに並んでみて下さい
韓国の方は、よほどのことがない限り並びませんので、行列は評判が良いという意味です。
また、直感を信じて入ってみるのもいいかもしれませんね
さて、今日お届けするレシピは、豚肉の甘辛炒め(テジチュムルロク)。
お家でもグルメ横丁の味が楽しめます。