こんにちは。
料理研究家の吉田由子です。
2月3日は、節分の日ですね。
巻き寿司を丸かじりされる方、2013年の恵方は「南南東」ですよ〜。
さて、節分と言えば「豆まき」ですよね。
私が子供の頃は、近所のあちらこちらで「鬼は〜外!」「福は〜内!」という子供の元気な声が聞こえた物ですが、最近は住宅事情なのか掃除が大変だからなのか・・・自宅の近所ではあまり聞かれなくなりました。
最近では、部屋の中で殻付きのピーナッツや、小包装された小さなチョコレートをまくというご自宅もあるようで、もはや節分は「とにかく何かをまくことを楽しむ日」になっているのかなぁと、時代の変化に驚くばかりです
かくいう我が家も、住宅事情により家の外で豆をまくのはなので、豆まきは幼稚園などで楽しんでもらって、自宅では「福豆を年の数だけおいしく頂く」ことにしています
諸説ありますが、節分に煎った豆を食べる理由は、火で煎り、邪気を払った福豆を年の数だけ身体に入れることで、「次の年も健康で幸せに過ごせますように」と願いを込めたためという説が一般的なようです。
子供の頃は年の数なんてほんの数粒で、「もっと食べたい!」なんて言っていた物ですが、最近はやや胸焼けするくらいの量になりつつあり、複雑な心境は否めません
そんな複雑な女心を抱きつつ、スーパーで節分用の煎り大豆を探していたところ、「煎り黒豆」なる物を発見
早速購入してみました
黒豆には、「黒豆アントシアニン」というポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは、活性酸素を抑制する抗酸化作用があり、血液をサラサラにして老化を防ぐ効果が期待できます。
つまり、アンチエイジング効果が期待できるということ
これぞまさに「福豆」ですよね
今年の節分は、この「煎り黒豆」を年の数以上に頂きたいと思います