こんにちは!
料理家の吉田由子です。
7月に入り、すっかり夏本番ですね
ここ最近の日本の夏は、夕方にスコールのような豪雨が降り、まるで熱帯地方のようですね。
今年は、集中豪雨などで被害が出ないよう願うばかりです。
さて、熱帯地方の定番食材のひとつに『ココナッツミルク』があります。
日本ではタイカレーやドリンクなどのメニューで知られている食材ですが、東南アジア諸国では、スープ、煮物、デザートなどに日常的に使われている調味料のような存在です。『ココナッツミルク』は、熟す前のココヤシの実の胚乳の部分を水と一緒にミキサーにかけ、こした物です。
ココナッツミルクの缶を開けると、バターのような物が分離していることがあり、食べると唇に脂肪がまとわりつくような感覚があるため、さぞ高カロリーな食材だと思われるでしょう。
ところが、日本食品成分表によると、栄養価は100g中14Kcalと低カロリー!
ココナッツミルクのおよそ95%が水分で、カリウム、カルシウム、鉄分が含まれています。
意外にもヘルシーな食材なんです
ただし一年を通して気温が30℃前後の熱帯地方の食材なので、身体を冷やす作用が強く、食べ過ぎには注意が必要です。
さて今回は、ココナッツミルクの風味がクセになる、混ぜて冷やし固めるだけの簡単レシピ『ココナッツミルクシャーベット』をご紹介致します。
缶のココナッツミルクは、分離していることが多いのでよくふってから使うと使いやすいですよ。
ぜひお試し下さいね