こんにちは!
料理家の吉田由子です。
我が家では、怒涛の夏休みが終わりました。ホッ
小学1年生の娘は、買い物に付き添うのが大好きで、夏休み中はよく近所のスーパーに一緒に行きました。
初めて見る野菜を指さして「これ、なんて言う野菜?」と聞いては、愛用の小さなノートに値段と共にメモしている様子がほほえましかったですね〜
中でも、店頭の目立つところに並ぶ旬の「ミョウガ」「ゴーヤ」「オクラ」「いちじく」などは珍しかったようです。
今回は、その中から 『ミョウガ』についてご紹介します。 『ミョウガ』は、日本原産の野菜です。
ショウガの仲間で、古くから香味野菜として親しまれてきましたが、食用にしているのは日本のみで、日本でしか食べることのできない野菜です。ミョウガの旬と言うと、夏だけのイメージですが、実は秋にも旬があります。
「夏ミョウガ」「秋ミョウガ」と呼ばれ、夏ミョウガより秋ミョウガの方が大ぶりです。 『ミョウガ』は量をたくさん食べる物ではありませんので、栄養価は期待できませんが、独特の香りがいろいろな効用をもたらします。
香りの成分は、「アルファピネン」という精油成分で、眠気を覚ます、血液の循環を良くする、発汗や消化を促進するなどの働きがあります。
ピリッと辛い香味成分には、熱をしずめたり、毒を制する作用がありますので、のどの痛みや口内炎に効果が期待できます。ミョウガは、アクが強いので、水にさらしてアク抜きをしますが、さらしすぎるとせっかくの香りや辛みが抜けてしまいますので注意しましょう。
さて今回は、『ナスとミョウガのサラダ』をご紹介します。
ミョウガの香りと辛みが主役の爽やかなサラダです。
ぜひお試し下さいね