こんにちは!
料理家の吉田由子です。
秋になりお米やサツマイモ、きのこ類などが旬を迎えると、
ほっこりとした雰囲気が演出できる『陶器』の出番が多くなります。
『陶器』は土の粘土から作られた器を、火で焼いて作られているため、土の温かみが感じられるのが魅力
『陶器』は目が粗く、水分や油分が中にしみ込みやすいので、使う前に『目止め』という作業をします。
大きめの鍋に湯を沸かし、米のとぎ汁や小麦粉を少量溶かした中に和食器を入れ、20分程度、器が沸き立たない程度の弱火で煮て、そのまま冷まします。
陶器は食器洗浄機が使えない物が多く、お手入れにも多少手間がかかるのですが、食卓での温かい雰囲気が演出できるので秋・冬のスタイリングに重宝しています。
常滑焼、清水焼、信楽焼、瀬戸焼、益子焼、有田焼などが有名ですが、全国に様々な生産地があり、それぞれが素晴らしい特徴を持っています。
子育てが落ち着いたら、全国の焼窯元を訪ねていきたいな・・・と目論んでいます
さて、今回は陶器が似合う素朴なお菓子『サツマイモもち』をご紹介します。
サツマイモの自然な甘さに、チーズとくるみを加えた甘塩っぱさがクセになる一品です。
ぜひお試し下さいね