こんにちは!
料理家の竹内ひろみです。
おいしいご飯を作りたい
そんな願望は誰もが持つことですよね。
やっぱり、料理がおいしいと、本当に幸せにな気分になれます
料理の味は、ほんのちょっとしたことでおいしさがアップするのですが、 そのコツは素材のおいしさを活かすこと と言うのは以前も書かせて頂きましたが、今回は少し掘り下げてご紹介させて頂きます。
野菜なら野菜、肉なら肉本来のおいしさがあります。
その本来もっている甘さ、旨さなどを上手に引き出すと、できあがりの料理の味がぐっと深くなり、おいしさがアップ すること間違いなし!
素材の力で料理する
例えば、木べらや菜箸でかき混ぜすぎずに放っておく時間も必要ということなのです。
スープを例に取ってみましょう。
最初にタマネギやネギなどの香味野菜を炒めますが、このとき、火が通ってくるとジワジワっと野菜から水分がでてくるので、シャカシャカ炒めなくても、時々全体を返す程度で十分に火が通りますし、野菜の甘みが引き出され、おいしいベースができあがります。
次に水分ですが、最初から水分(水やブイヨンなど)を全部入れてしまわず、ヒタヒタぐらいに加えて、野菜にある程度火が通ってから、水分を加えると野菜のおいしさがぎゅっと凝縮され、味わい深くなります
その他、野菜をいくつか段々に重ね、少量の水分と塩で蒸す「重ね煮」など、手を加えずに作る代表料理ですが、それぞれの素材本来のおいしさがコラボして、おいしい料理ができあがります
また、塩も大切なポイント
調理の途中でひとつまみ加えておくと、味が引き締まりますよ。
さて、本日はそんな素材を活かした『ペンネの根菜ミートソースがけ』のレシピをご紹介します。