こんにちは!料理研究家の吉田由子です。
野菜や魚などに旬があるのは周知されていますが、海藻にも旬があるのをご存じでしたか?
例えば、海藻の代表ともいえるワカメの旬は2月〜6月です。
今回は、そんな『ワカメ』についてご紹介します
海から採れたてのワカメは、黒っぽい色をしています。
そのままでは食べられませんので、熱湯で鮮やかな緑色になるまで、さっとゆでてから調理します。
スーパーなどでは、旬の時期にゆでた状態のものが「生ワカメ」として出回ります。
干物売り場ではなく、鮮魚売り場に並んでいることが多いので見落とさないように注意しましょう。
生ワカメは日持ちがしないので、ぬめりが出る前になるべく早く食べるようにしましょう。
生ワカメをゆでた状態で、塩漬けして脱水したものが「湯通し塩蔵ワカメ」です。
一般的にワカメといえば、この「湯通し塩蔵ワカメ」のことを指すようです。
さらに、「湯通し塩蔵ワカメ」」の塩を洗い流し、乾燥させたものが「乾燥ワカメ(カットワカメ)」です。
常温で長期保存ができ、すぐに使えるので便利ですが、風味は生ワカメよりも格段に落ちてしまいます。
生ワカメは、歯ごたえや風味がとても良いので、サラダや和え物にピッタリ!
旬の時期限定の生ワカメを、ぜひ味わってみてくださいね