こんにちは!
管理栄養士/フードコーディネーターの吉田由子です。
本日2月3日は節分ですね。2014年の恵方は東北東です
関西では、節分の日に「厄除けぜんざい(善哉)」と言って、厄年の人が親戚やお世話になっている人、地域によっては道行く人にぜんざいをふるまうという風習があります。
これは、あずきの赤い色が邪気を払うとされていることと、ぜんざいを食べてもらうことによって、自分の厄も平らげてもらうという意味合いがあるようです。
今回は、厄除けぜんざいにちなみ『あずき』についてご紹介します。
『あずき』には、ビタミンB1、鉄分、カリウム、食物繊維が豊富に含まれています。カリウムが豊富に含まれているので利尿効果が高く、むくみを解消してくれる上、食物繊維が豊富なので便秘解消にも効果があります。
また、皮にはポリフェノールの一種であるサポニンという成分が豊富に含まれています。サポニンは、体内の余分な脂肪を分解してくれますので、中性脂肪やコレステロールを低下させる作用が期待できます。
さらにあずきには強い解毒作用があり、体内のアルコールをスムーズに代謝し、身体の外に出してくれるので、二日酔いのときにもおすすめの食材です
お正月や厄除けぜんざいで余ったあずきは、あずきの3倍にあたる量の水でアクをすくいながらやわらかくなるまでゆで、ゆで汁ごとファスナー付きの保存袋に入れて冷凍しておくとにすぐに使うことができるので便利です。
あずきを煮るときは、鉄製の鍋は控えるようにしましょう。
あずきに含まれるアントシアンという色素成分が鉄と結び付き、黒く変色してしまいますのでご注意を
さて今回は、そんなあずきを使った『あずきと根菜のミネストローネ』のレシピをご紹介します。
甘く調理して食べるイメージが強いあずきですが、スープの具材にしてもおいしく頂くことができます。
あずきの意外なおいしさが発見できますよ!
ぜひお試しを